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小学生の日記の宿題がすすまない・・・
子供もがんばってるんだけど日記の書き方のポイントがわかってないみたい。
どうすれば小学生に日記の書き方をうまく教えられるんだろう・・・
なんて悩んでいませんか?
いくつになっても文章を書くのってなかなか好きになれないもの。
ましてや、小学校低学年の子供の場合は文章を書くとっかかりすらつかめていない状態です。
学校ではうまく教えてくれてないの?
なんて疑問に思ったりもしますが、学校を当てにしていても何も改善しません。
ここはひとつ、お父さんやお母さんから上手に日記の書き方を教えてあげましょう。
というわけで、今回の記事は、親として同じ悩みを抱えていた私が、小学校低学年の子供に実践している小学生の日記の書き方について紹介したいと思います♪
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目次
小学生の日記の書き方【例文あり】
少し意外な観点からの日記の書き方と感じるかもしれません。
でも、特に小学校低学年の子供には次のような流れがポイントとなります。
日記の書き方のポイント
- 子供と今日の出来事について話す
- 楽しかったこと(印象に残ったこと)を聞き出す
- それについて深掘りして質問する
- 答えさせながらメモを取らせる
- 日記のテンプレートにメモの内容を挿入させる
- 通して読ませてみる
そもそも小学校低学年の子どもは、まだ文章を書くとっかかりがつかめていません。
そんな状態の子供に日記を書けといったところで、
「何を書いていいのかわからない」
「何も書くことがない」
ということにしかなりません。
いわば、
子供たちの手元にはプラモデルを作るための部品すらない状態
なんです。
なので、まずは子供の手元に部品を用意してあげる必要があります。
子供にプラモデルを作るための部品を用意して、その部品を説明書どおり組み立てさせるようなイメージが先ほどの日記の書き方のポイントです。
それぞれもう少し詳しく見ていきます。
子供と今日の出来事について話す
まずは、子供と今日あった出来事について会話してみましょう。
会話の内容はなんでもいいんです。
「今日の給食はなんだった?」
「お昼休みは何して遊んだ?」
「体育の授業は何だった?」
「夕方は誰と遊んだの?」
「何して遊んだの?」
「今日の宿題は何?」
「お昼休みは何して遊んだ?」
「体育の授業は何だった?」
「夕方は誰と遊んだの?」
「何して遊んだの?」
「今日の宿題は何?」
などいくらでも会話ネタはあります。
ただ、お子さんの性格によっては、漠然とした質問に対しては、
「忘れた」
「覚えてない」
なんて一言で返ってくるかもしれません。
そんな場合は、具体的な質問をしてみましょう。
例えば、最近の小学校では給食のメニューも家庭に共有されてるので、
「今日の給食って○○だったよね?」
「○○は苦手だけど残さず食べれた?」
「○○は好きだからお代わりした?」
「○○はみんな好きだからお代わりは早い者勝ち?」
「今日は誰が勝ったの?」
「○○は苦手だけど残さず食べれた?」
「○○は好きだからお代わりした?」
「○○はみんな好きだからお代わりは早い者勝ち?」
「今日は誰が勝ったの?」
とか、
「今日もお昼休みはドッジボールで遊んだの?」
「今日もお昼休みはサッカーで遊んだの?」
「今日のドッジボールは勝てた?」
「今日のサッカーは何対何だったの?」
「今日のお昼は雨だったけど教室で遊んだの?」
「今日もお昼休みはサッカーで遊んだの?」
「今日のドッジボールは勝てた?」
「今日のサッカーは何対何だったの?」
「今日のお昼は雨だったけど教室で遊んだの?」
と言う具合です。
そうすれば、お子さんも答えやすいので、
「忘れた」
何て一言で会話が終わってしまうことはありませんヽ(*´∇`)ノ
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楽しかったこと(印象に残ったこと)を聞き出す
今日の出来事を話す中で、少しでも日記を書くことに意欲が出そうなネタを深掘りしていきます。
1日のうちで「楽しかったこと」を日記に書くのが一番抵抗がないのでそこを掘り下げていきましょう。
掘り下げ方は、
- だれと
- いつ
- どこで
- なにを
- どうだった
- どうして
といった観点から聞いていきましょう。
例えば、
だれと
「夕方は〇〇くんと遊んだの?」
「○○くん以外のお友達もいた?」
なにを
「みんなでDSで遊んだ?」
「何のゲーム?」
「鬼ごっこして遊んだ?」
「どんな鬼ごっこ?」
どこで
「○○くんのお家で?」
「△公園で?」
どうだった
「おもしろかった?」
「仲良く遊べた?」
どうして
「どうしておもしろかった?(どういうところがおもしろかった?)」
「いつもDSで遊んでるのに、どうして今日は鬼ごっこしたの?」
「今日は○○くんどうしてこなかったんだろう?」
「夕方は〇〇くんと遊んだの?」
「○○くん以外のお友達もいた?」
なにを
「みんなでDSで遊んだ?」
「何のゲーム?」
「鬼ごっこして遊んだ?」
「どんな鬼ごっこ?」
どこで
「○○くんのお家で?」
「△公園で?」
どうだった
「おもしろかった?」
「仲良く遊べた?」
どうして
「どうしておもしろかった?(どういうところがおもしろかった?)」
「いつもDSで遊んでるのに、どうして今日は鬼ごっこしたの?」
「今日は○○くんどうしてこなかったんだろう?」
という感じですね^^
【参考】
質問を深掘りしていくためのテンプレートを置いときますね。
>>>「深掘りテンプレート」
答えさせながらメモを取らせる
今日の出来事の中で楽しかったことを深掘りしながら、その内容について簡単にメモを取らせましょう。
単にノートにメモを取れと言っても嫌がるでしょうから、
「そう、今日は〇〇くんと□□くんと△△くんと遊んだんだ。」
「忘れないようにノートに書いとこうか。」
「パパ(ママ)忘れちゃいそうなんで、ノートに書いてもらっていい?」
とか、ダイレクトに書くことを意識させない工夫が必要です。
このメモがプラモデルで言うところの部品になります。
小学生なので簡単でいいですが、メモは必ず書かせて部品が何かを意識させましょう。
先ほどの「深掘りテンプレート」もぜひ活用してくださいね♪
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メモを文章化する
メモの流れに沿って文章化するだけです。
部品さえしっかりそろっていれば、組み合わせは自由といえば自由です。
ですが、小学生ですのでシンプルで基本的な流れを身につけさせたいので、
となるような流れで文章化していきましょう。
通して読ませてみる
日記の誤字脱字のチェックはもちろんです。
加えて、文章の流れができているかを声に出して確認させましょう。
まだまだ本人には文章の流れなんてわからないですが、声に出すことで気がつくこともあります。
日記例文
日記例文をご紹介します。
【深掘りテンプレート】(記載例)の内容を【日記テンプレート】に挿入してみます。
【はじめ】(いつ、どこで、だれと、なにを)
今日は、ぼくと〇〇くんと□□くんと△△くんの4人でサッカーをしました。
学校から帰ってきて3時から5時まで××公園でやりました。
【なか】(「なにを」を詳しく)
ゴールは××公園のベンチにしました。
4人が2人ずつのチームにわかれました。
はじめは、ぼくと〇〇くんのチームと□□くんと△△くんのチームでした。
2回目は、ぼくと△△くんのチームと○○くんと□□くんのチームでした。
ぼくのチームは、1回目は勝ったけど、2回目は負けました。
ぼくは2回しあいをやって5点とりました。
【おわり】(どうだった、どうして)
4人でいろんなチームになれたのが楽しかったです。
でも、2回しあいをして1回負けたので、くやしいです。
つぎはぜんぶ勝ちたいと思います。
今日は、ぼくと〇〇くんと□□くんと△△くんの4人でサッカーをしました。
学校から帰ってきて3時から5時まで××公園でやりました。
【なか】(「なにを」を詳しく)
ゴールは××公園のベンチにしました。
4人が2人ずつのチームにわかれました。
はじめは、ぼくと〇〇くんのチームと□□くんと△△くんのチームでした。
2回目は、ぼくと△△くんのチームと○○くんと□□くんのチームでした。
ぼくのチームは、1回目は勝ったけど、2回目は負けました。
ぼくは2回しあいをやって5点とりました。
【おわり】(どうだった、どうして)
4人でいろんなチームになれたのが楽しかったです。
でも、2回しあいをして1回負けたので、くやしいです。
つぎはぜんぶ勝ちたいと思います。
以上の内容で282文字です。
小学校低学年の子供が毎日書くのでしたら、もう少し短くて良いと思います。
200文字から250文字程度よいでしょう。
200文字程度でも【はじめ】【なか】【おわり】がある程度盛り込まれた文章になるものです。
ポイントは会話の深掘りで文章の部品を整理して、それをまた文章のテンプレートに乗せることです。
毎日くり返していると、特別なことがない日でも普通に200文字程度の日記が書けるようになります。
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日記を書く目的
最後に、日記を書く目的を整理してみましょう。
もしかすると、お子さんから
「なんで日記なんて書かなきゃいけないの?」
と尋ねられるかもしれません。
また、お父さんやお母さん自身がお子さんに対して日記を指導するにあたって、
「私どうしてここまで頑張ってるんだろう?」
と考え始めた時に、日記を書く目的に立ち返りましょう。
日記を書く目的
- 1日の記憶を呼び戻すことで、覚えてることを引き出す訓練になる
- 1日の記憶を呼び戻すことで、自分の行動を分析する訓練になる
- 1日の出来事に意味合いを与えることで、反省することができる
- 文章を書く基本を学ぶことができる
- 親子のコミュニケーションのきっかけとなる
- 子供のコミュニケーション能力を高めることができる
最後の2つは、特に小学校低学年の子供が日記を書く目的として大きなものとなります。
親子のコミュニケーションを通じて、子供のコミュニケーション能力のアップにつなげたいですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
小学生の日記の書き方の参考になりましたか?
ポイントは、あまり日記を書かせようとするのではなく
「親子でコミュニケーションを取ろう」
と考えることです。
無理に書かせようとすればするほど子どもは嫌がります。
日記を書くことが嫌いになってしまってはもったいないです。
ここは少しアプローチを変えてみてください。
親子の絆も深まるし、交友関係や学校の状況を知ることができます。
もちろん、日記を書く技術も少しずつですが上達します。
アプローチを変えるだけで、1石が2鳥にも3鳥にもなるんですね^^
この記事を参考に、こうしたアプローチをぜひ試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。