うちの小学生の息子、なかなか漢字を覚えられないのよね〜
という心配は多かれ少なかれ、どこの家庭でもあると思います。
わが家もご多分にもれず、同じような悩みを抱えてました。
小学生の子供の漢字の覚え方について頭を悩ませた経験をもつ親の一人なんですσ(^_^;)
でもこの記事で紹介するとっておきの方法を実践することで、わが子も少しずつですが漢字アレルギーがなくなっていきました。
漢字博士、とまではいきませんが、今では漢字に自信がもてるようになっていますd(^^*)
というわけで、さっそく小学生が楽しんで漢字を覚えられるようになるとっておきの方法をご紹介します♪
小学生の漢字の覚え方【楽しみながら好きになる方法】
突然ですが、我が家の教育方針の1つに、
机に向かうことだけが勉強じゃない!
と言うものがあります。
ま、えらそうに言ってますが、子供の勉強のやる気をどうやって引き出したらいいか悩んでいた時に、
「百ます計算」で有名な、
陰山英夫先生
や、
家庭教育メルマガで著名な、
親野智可等先生
の著書からの受け売りみたいなものですが・・・
ま、それは置いといて、
机に向かうことだけが勉強じゃない!
という前提で、どうやって小学生の子供に漢字を覚えさせるかについて、わが家で実践しているのは、その親野智可等先生の
『プロ親になる!』
という著書の中で紹介されている2つの方法です。
その方法というのは、
- 漢字指書き1日1分
- 漢字しりとり
の2つです。
それぞれ詳しく見ていきますね。
漢字指書き1日1分
漢字指書き1日1分とは、簡単に言うと、
指で漢字を空中に書くこと
です。
もう少し具体的に説明すると、
例えば、「名」という字なら次のように言いながら、指で書くのです。
「いち、に〜い、さん、し、ご〜お、ろく」
例えば、「分」なら次のようになります。
「いち、に〜い、さ〜ん、し」
例えば、「水」なら次のようになります。
「い〜ち、に〜い、さん、し〜い」
つまり、次の所は伸ばして言うのです。
・折れるところ
・はねるところ
・止めて払うところ
実は、わが家でも、著書でこの方法を知る前から漢字指書きはなんとなく子供にさせていました。
というのも、この方法なら、場所、時間を選ばず、髪や鉛筆も必要ないので、小学生の息子を寝かしつける時に、
「今日学校で習った漢字のうち、3つだけ思い出して指で書いてごらん」
ってやってたんです。
ごくわずかな時間に、簡単に漢字を覚えることを習慣化させる良い方法だとなんとなく思ってたからなんですね。
そんな時に親野智可等先生の著書を読んで勇気付けられました。
プロの小学校の先生がオススメする方法を実践してたんだって少し嬉しくなりましたねo(≧▽≦)o
先生の著書の中で実践していなかったのは、
・折れるところ
・はねるところ
・止めて払うところ
を声に出して言わせるという方法です。
で、この方法は著書を読んでから取り入れてみたのですが、めちゃくちゃオススメですね。
というのも、止めたり払ったりを書き順に沿って声に出させるので、小学生の子供が書き順を覚えるんですよ。
しかも、今までデタラメの書き順だったのが、この方法を取り入れることで、親の方も子供がどんな書き順で漢字を書いてるのかわかるので、間違ってるとすぐにやり直しさせることができるんです。
紙に書くのと違って消しゴムで消したりする必要がないことも小学生の子供にとってはハードルがぐっと下がりますよね。
そうやって、
「勉強してる」
っていう意識をできるだけ下げてやることで、自然と、抵抗なく漢字が身についていく効果が期待できるんです。
さらに、親野智可等先生の著書では、
- 漢字指書きをたっぷりさせる。
- 場合によっては目をつむってさせる。
- 隣同士の席で隣の子が正しく空書きできてるかテストする。
- 完全に指書きができるようになったらドリルやノートに書かせる。
と徹底して指書きをさせているそうです。
ただ、これは著者が学校の先生をしていた時代に、小学校の子供達に実践させていた内容ですから、家庭ではそこまでする必要はないと思います。
実際、わが家でも、学校の宿題で出てる漢字の宿題自体は普通にノートに書いてやらせてます。
指書きさせるのは、寝る前のほんの1分程度、今日習った漢字の3つだけです。
全部じゃありません。
欲張らずに、3つだけ。
とにかく、目的は、
わずかな時間でも毎日指書き練習をすることで漢字の学習を習慣化させること
です。
そうすると、自然と漢字を覚えられるような頭が形成されていきます。
著書でも、
漢字を覚えるのには、このように毎日少しずつおさらいすることがとても大切なのです。
1週間に一度たくさん練習するより、毎日少しずつの方が身につきます。
これが記憶のメカニズムなのです。
とおっしゃっています。
もちろん、1分でできる漢字の量が増えてくれば、5、6文字まで増やすことは全然問題ありませんよ(●>v<●)
漢字しりとり
こちらの方法は、親野智可等先生の著書で初めて知った方法です。
単なるしりとりではありません。
前の漢字の一部を次の漢字にも使う
というルールで行うしりとりです。
例えば、
“家→字→遊→道→輪→倫→休→松”
であれば、
“前の感じ「字」の一部の「子」が、次の漢字「遊」にも使われています。”
最終的に、
続きを書けなくなった人が負け
となります。
これはうちの子供はハマってますね〜o(^▽^)o
もちろん、紙に書いてやってもいいんですが、わが家では長距離ドライブの退屈しのぎに、最近は漢字しりとりをやるようになりました。
普通のしりとりを家族でドライブしながらやったりするでしょ?
それを漢字しりとりに代えてやってみるんです。
子供にとって退屈なドライブが漢字しりとりで楽しいドライブに変わるし、知らない間に漢字の勉強にもなるっていう、まさに一石二鳥の学習法です。
うちの子供もそうなんですが、大人でもかなり楽しめます。
親同士でやるとかなりのバトルになりますよ(>▽<;;
ただ、気をつけたいのは、小学生の子供だと、知ってる漢字の量が少ないので、親が上手にヒントを出してあげる必要があります。
そのへんの加減が、やる気を削がないようにやってあげないとダメなのでちょっと難しいところですね(^▽^;)
あとは、子供に漢字の一覧表を見てもいいっていうハンデをあげてみましょう。
これだと学年ごとに習う漢字が分かるので使いやすいんですよね。
もしかすると、もっと使い勝手の良い一覧表があるかもしれませんが・・・
まだ習ってない漢字も含めて、一覧表に載ってる漢字からしりとりさせて、知らない漢字を使った場合は、指書き練習をしてその場で覚えさせると、さらに一石三鳥になります♪
漢字しりとりのルールについては、こんなルールも紹介されています。
続きを書けなくなったら、前の人が代わりに書いてやる。
その人が書けたらその書けた人が勝ちとする。
その人も書けなかったらおあいこということで、その人が一つ前の漢字を取り消して書き直し、改めてそこから続ける。
親子で楽しめるルールを考えてみてくださいね(^_-)☆
まとめ
いかがでしたか?
小学生の漢字の覚え方の参考となったでしょうか。
机に向かうことだけが勉強じゃない!
ということで、いかに子供に勉強を意識させずに勉強させるかという難題に日々向き合った末に、著書も含めてたどり着いた方法です。
ホント子供のやる気を引き出し続けるのは難しい課題ですが、親も一緒に楽しみながら勉強できるのが一番いいですよね。
みなさんが実践している方法でもっといいものがあればぜひコメントくださいね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。