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洗濯したのに
汗をかくとすぐに服の汗臭さが復活!
洗濯物の汗の臭いってどうしたら取れるんだろう…
洗濯してもすぐに臭いだしてしまう汗臭
どうすればいいのか悩みますよね。
そこで、この記事では、
・洗濯した服がすぐに汗臭くなる原因
・洗濯時の重曹を使った対策
について詳しく紹介していきます。
これでもう夏は怖くありませんよ!
(*^□^)
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服が汗臭くなる原因
実は、汗そのものには臭いはありません
臭いの原因は、
汗に含まれた皮脂をエサにする雑菌
にあります。
簡単に洗濯物の汗臭発生のメカニズムを説明すると、
- 汗に含まれた皮脂が服の繊維の奥に入り込む
↓
洗濯しても落ちない
(皮脂は洗濯した服の繊維の奥に入り込んだまま)
↓
・服を着てまた汗が染み込む
・服が体温で温まる
↓
繊維の奥に入り込んだままの皮脂に雑菌が繁殖する
↓
臭いの原因物質を発する
という流れになります。
このような汗臭発生の流れからすると、
洗濯した服の汗臭さをリセットするためのポイントは、
- 繊維の奥に入り込んだ皮脂をどうにかする
- 雑菌の繁殖を抑える
という2つになるわけです。
汗臭さをリセットする重曹のパワー
で、この服の汗臭さをリセットするための2つのポイントを満たしてくれるのが、
重曹
です。
というのも、
先ほど紹介した汗の臭いの原因となる皮脂ですが、
これは、
体から出るタンパク質なので弱酸性
です。
そして、
重曹は、正式には
「炭酸水素ナトリウム」
と言って、
弱アルカリ性の物質
なんです。
この弱酸性と弱アルカリ性を混ぜ合わせると…
ちょうど「プラスマイナス・ゼロ」となって、
皮脂の成分が中和
されます。
皮脂が中和されると、雑菌のエサになりません。
←きっと雑菌の食べ物としてはおいしくなるのでしょう
(*´罒`*)
これで臭いの原因の1つが除去完了です♪
さらに、
重曹には
菌の繁殖抑える作用
もあります。
こうして、
汗の臭いがしみついた服に重曹を用いることで、
臭いをリセットするための2つのポイント、
・繊維の奥に入り込んだ皮脂をどうにかする
・雑菌の繁殖を抑える
がクリアできるというわけです。
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洗濯時に重曹を使う方法
では、汗臭い服にどうやって重曹を使うのが効果的か
具体的に紹介していきます。
- 水1リットルを容器に準備する
↓
小さじ5杯の重曹を水に入れ、しっかり溶かす
↓
臭いを消したい洗濯物を入れ、30分ほどつけたままにしておく
↓
そのままお洗濯
たったこれだけです。
つけ置きは、30分もあれば衣類全体に重曹水がしみ込んでいくのに充分です。
それでも、臭いの消え具合に納得がいかないということであれば、
つけておく時間を延長してください。
また、1リットルでは足りない場合は、
増やした水の分だけ、重曹も足してくださいね。
つけ置きの温度は、
30℃〜40℃
の人肌に近い温度が重曹の効果が一番発揮できます。
60度を超えるような温度だと、
重曹が強いアルカリ性に性質に変化してしまうので、
肌荒れ、繊維の痛みなどにつながりますから注意してくださいね。
洗剤に重曹を混ぜるのは効果的?
答えは、No!
です。
洗剤に重曹を混ぜるのはむしろ逆効果です。
というのも、
洗剤は重曹よりも強いアルカリ性
です。
このアルカリ性の性質によって汚れを落としています。
なのに、この洗剤に、洗剤よりも弱いアルカリ性の重曹を加えてしまうと、
洗剤のアルカリ性が弱まってしまいます。
(参考)
出典:https://www.live-science.com/honkan/basic/chishiki02.html
※「石けん」がいわゆる洗剤のPHを示します。
なので、洗濯するときは、洗剤に重曹を混ぜるのはお勧めしません。
洗剤よりも弱めのアルカリ性の重曹にじっくり浸けおきすることで、
繊維を傷めることなく重曹の成分を行き渡らせる
ここがポイントです
\_(・ω・`)
重曹水のスプレーの効果は?
重曹スプレーでは、重曹の成分をしっかりと繊維の奥に浸透させるというのは難しいです。
なので、やはり「つけ置き」がおすすめです。
早めの洗濯も大事!
重曹を使うかどうかは別として、汗をかいた衣類は、早めの洗濯を心がけてくださいね。
・衣類にできるだけ汗を染み込ませない
・雑菌が繁殖する時間を短くする
ためです。
まとめ
重曹の持つパワー、あなどれませんね。夏は洗濯機の近くに重曹水を前もって準備しておいて、
「汗臭かったらそこに入れておく」
というルールを作ってしまうのもいいかもしれません。
(*^□^)
きれいな衣類で、気持ちのいい毎日になりますように!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。