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アイスなどの冷凍が必要な食品に

同梱されていることも多いドライアイス


このドライアイスに関しては、

二酸化炭素が固まった氷よりも冷たい物体

というのはよく知られていると思います。


でも、家庭での

ドライアイスの正しい処分方法となると

・・・

意外にわからなかったりするんですよね。




そこでこの記事では、

ドライアイスの成分・性質

を踏まえた

ドライアイスの安全な処分方法

について詳しく紹介していきたいと思います。

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ドライアイスの処分でやってはいけないこと

ドライアイスの成分や性質から、処分する上で注意すべきことがあります。

注意したいのは、

  • ドライアイスが気化する時の膨張率
  • ドライアイスは二酸化炭素ということ
  • ドライアイスの温度

の3点です。

お湯をかけて溶かすのは要注意!

ドライアイスにお湯をかけて処分する際に注意するのは、

  • 気化による膨張率
  • 二酸化炭素

の性質です。


そもそも、

ドライアイスの気化による膨張率は750倍です。


しかも、マイナス79度のドライアイスに

お湯をかけるとその温度差で一気に気化が進みます。


なので、小さな容器などに入れてお湯を注ぐと、

一気に膨れ上がった二酸化炭素で爆発に近い現象が起こりかねません。


例えば、熱湯で沸くやかんの中にドライアイスを投じた時の状態についての動画はこちら。
↓↓↓


すごい勢いで気化が進んでるのがわかりますね。


また、密閉したペットボトルの中でドライアイスが気化した時の危険性はこちらの動画で確認できます。
↓↓↓



750倍もの体積に膨張する恐ろしさがわかりますね。



さらに、ドライアイスが気化すると、二酸化炭素が気体として放出されることから

酸素濃度の低下という点からも、

換気の悪い狭い空間で、ドライアイスが一気に気化するような処分も避けたほうが安全です。


かなり大量のドライアイスを処分するような特殊な場合ですが、

空気中の酸素濃度が低下することで、「酸素欠乏症」と呼ばれるような症状により

脈拍や呼吸数の増加、頭痛、耳鳴り、集中力の低下などがみられることあります。

ステンレス製のシンクなどでの処分にも注意!

ステンレス製のシンクなどでドライアイスを処分すると

マイナス79度の物体と接することによる

急激な温度変化によってシンクが傷んでしまう

という指摘もあります。


といっても、

僕も少量のドライアイスなら自宅のシンクで水をかけて処分したことが何度もあるので


実際、もしシンクが傷むようなことがあるとしても

かなり大量のドライアイスを時間をかけて処分するような場合でしょう。


シンクでカップ焼きそばの湯切りをしてベコン!

なんて音をさせたことがあると思いますが、

その状態に近いものを長時間与えてしまう状態になる

と言えばイメージがわくでしょうか。


大量のドライアイスを処分するような場合は避けたほうが良さそうです。



もちろん、

ドライアイス はマイナス79度もの低温ですから

直接触れて処分なんてことは絶対ダメ

です。


凍傷になって水ぶくれや赤くなって痛みを感じるなど、火傷と同じような症状が出ます。


通常、家庭での処分においては直接触れる必要性はないと思いますが、

もし、どうしても直接触れる必要性が出ても素手では触れずに、

  • キッチン用のゴム手袋
  • 軍手


などで対応しましょう。

ドライアイスの正しい処分方法

以上のような、ドライアイスの成分・性質からの危険性等を踏まえると、

処分方法としては、

  • 温度差に耐えうる容器
  • 換気の良い空間


などでの

放置

がおすすめです。


少量のドライアイスなら、

  • 冷凍庫
  • (気化する温度はマイナス78.5度なので冷凍庫でも十分処分可能)
  • 冷蔵庫
  • シンク
  • お風呂場

などで良いでしょうし、


大量のドライアイスなら、

  • 換気しながらのお風呂場
  • ベランダ

などでの放置ですね。

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ドライアイスの成分・性質

最後に、

ドライアイスの成分と性質

について確認しておきます。


ドライアイスの成分は、冒頭で紹介したとおり

二酸化炭素を冷やして固めたもの

です。


もちろん、

気体である二酸化炭素を集めて固めるなんて

自宅で簡単にできるものではありません。


製油所とかビール工場の発酵過程などで出る大量の二酸化炭素(炭酸ガス)に

圧力をかけたり冷やしたりして作られてるものなんですね。


そうしてできあがったドライアイスの温度


マイナス79度!


とても家庭でコントロールできるものではありませんよね。




そして、ドライアイスは

マイナス78.5度以上になると気化する

という性質をもっています。


二酸化炭素固体から、液化せずに気化する

というわけです。


中学校の理科で習う”昇華”ですね。


しかも、

気化すると固体の時の750倍の体積に膨れ上がる

という性質までもっています。


どれだけ圧縮して固体化しているかがわかります。



それから、ドライアイスから出ているように見えるあのけむりですが、

その正体は、

ドライアイスが周りの空気中の水蒸気を冷やしてできる氷の粒

なんです。


なので、

けむりの正体は単なる水なので無害

なわけです。


  • ドライアイスの成分
  • 二酸化炭素が固まったマイナス79度の固体
  • ドライアイスの性質
  • マイナス78.5度以上で気化(個体→気体)気化すると体積は750倍になる
  • けむりの正体
  • 空気中の水蒸気が冷えてできた氷の粒(気化した二酸化炭素ではない)

まとめ

単に冷たいだけじゃない、

ドライアイスの意外な危険性を踏まえた処分方法を承知いただけましたでしょうか。

安全なのは換気の良い場所などでの

放置

です。


この記事を参考に、最適な処分方法を検討してみてくださいね。


それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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