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お中元をもらったときのお礼状
書き方のお作法って気になりますよね。
例えば、
などなど、いざ書こうとすると、お作法がわからなくて悩んでしまいます。
でも、逆にお礼状はお作法をおさえてしまえばそんなに難しいものではありません。
なんなら、この記事でドカドカと紹介している例文を参考に少しアレンジを加えるだけで、あなたもお礼状の達人になれます♪
というわけで、今回の記事では、お中元のお礼状の書き方について、基本的な事項から例文までを体系的にまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
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目次
お中元のお礼状の書き方や例文!はがきでも大丈夫?
まずはお中元のお礼状の基本から。なぜなら、お中元のお礼状についての基本がそのまま書くべき内容につながるからです\_(・ω・`)
お中元のお礼状の基本
お中元のお礼状の基本は、- 受け取ってすぐに出す
- 心遣いに感謝を表す
- 季節にちなんだ挨拶
- 喜びを具体的に書く
- 代筆なら本人の言葉を添える
以上の5つとなります。
受け取ってすぐに出す
お中元のお礼状は受け取ってからすぐに出すようにします。具体的には、
贈り物をいただいたら2〜3日以内が目安
です。
これって、贈る側の立場に立って考えてみるとわかりますよね。
品物を送ったのに相手から何も返事がないと、
ちゃんと届いたのかな?
って心配になりますもんね。
そんな思いを相手にさせないためにもお礼状は早めに出すのが正解です。
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心遣いに感謝を表す
品物のことばっかり書いてるお礼状って、大切なものが欠けてると思いませんか?たしかに、品物を喜んでもらえるかも大事です。
でも、お中元をはじめ、贈り物って贈る人の気持ちや気遣いの表れなんですよね。
だから、贈る人としては、その気持ちに対して一言もらいたいんですよ。
なので、
「あなたの心遣いにちゃんと気づいてますよ、ありがとう」
ってことをメッセージでちゃんと伝えるようにするんです。
例えば、後で紹介する例文にも出てきますが、
- 「過分なお心遣いをいただき、恐縮しております」
- 「主人が大のビール党と知ってのお心遣い、本当にありがとうございます」
- 「いつも何かとお心遣いをいただき、本当に感謝しています」
なんて定型的なメッセージでかまわないので、感謝の気持ちを表現するようにします。
そうすると、贈る側も嬉しくなります(*^□^)
喜びを具体的に書く
感謝の気持ちをちゃんと相手に伝えることとも通じますが、贈り物をもらって具体的に喜んでる様子も伝えましょう。贈る側って、
「この贈り物は喜んでもらえるだろうか」
ということがものすごく気になります。
特に、何を送ろうかと悩んだ人ほど、この贈り物でよかったのかが気になります。
あなたもそうですよね?
大切な人へのプレゼント。
どんなプレゼントが気に入ってもらえるか、ものすご〜く悩んで選んだからこそ、気に入ってもらいたいし、気に入ってもらえたのかが知りたい!
そう考えてると思います。
だから、贈り物を送ってくれた相手の立場になって、品物をもらってどう嬉しいのかを具体的に伝えてあげるんです。
そうすると、
「送った甲斐があった(*^□^)」
と送り主は喜びます。
なので、例えば、
- 「子供たちも大喜びで、さっそく冷蔵庫に入れ、冷えるのを楽しみにしています」
- 「おいしいメロンを頂戴致しまして・・・」
- 「主人が大のビール党と知ってのお心遣い・・・」
こんな具体的な状況が添えられてると、あなたの印象もぐんぐんアップです(^_^)v
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季節にちなんだあいさつ
お中元って、もちろん決まった季節に送るものですよね。なので、季節感が伝わるようなあいさつを入れるようにすると、
気の利く、こなれた人だな
と、これまたあなたの評価もうなぎ上り♪
例えば、
- 「成果のみぎり、ますますご隆盛の由、お慶び申し上げます」
- 「暑い日が続いておりますが、」
- 「うだるような暑さが続いておりますが、」
なんて季節感のある表現を相手に応じて使い分けてくださいね。
代筆なら本人の言葉を添える
あなたが夫の代わりにお礼状を代筆することもあるかもしれません。そんな時は、夫が贈り物をもらってどんなふうに喜んでるか、夫の様子を伝えるようにします。
先ほど紹介した「喜びを具体的に書く」と同様の考えです。
さらに、妻の代筆の場合は、本来、もらった本人が書くべきお礼状を、妻とはいえ別人が本人に代わって書くわけですから、代筆の場合こそ、夫の喜ぶ様子を伝えたほうがいいです。
例えば、
「主人も酒の肴に最高だと喜んでおります」
みたいな感じですね。
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NGなメッセージ
ちなみに、というようなメッセージは避けるようにしましょう。
というのも、
なので、わざわざ「お元気ですか?」なんて聞く必要はありませんよね。
誰にでも使える、具体性のないメッセージでは、義務感で書いた感じが伝わってしまいます。
なので、本当に嬉しくて、感謝の気持ちを伝えたくてお礼状を書いたんだ!って雰囲気を出すようにします。
これには、「喜びを具体的に書く」で紹介したような例文を使うといいですよ。
はがきで出してもいいの?
お礼状をはがきで出すことをためらう方もいらっしゃいます。でも、結論から言えば、
はがきで出すことも失礼にはあたらない
です。
なぜなら、お礼状っていうのは感謝のメッセージをシンプルに伝えることを目的としているから。
便箋で長々と書くようなものではないので、はがきでもオッケーとなります。
ただ、目上の人に対するお礼状などは、便箋で書いて封筒に入れて送ったほういいです。
一般に、目上の人にはがきでメッセージを送るのは失礼とされているからです。
ま、目上の人からお中元をもらうなんてことは、滅多にないとは思いますが(;^_^A
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お中元のお礼状の例文
それでは、お中元のお礼状の例文を紹介していきますね。- 「拝啓」などの頭語は行の頭から書きます
- 時候のあいさつは、頭語の後に一字分空けて書くか、改行して一時下げて書くようにします
- 「敬具」などの結語を最後に書きます。頭語と対で使います
- 「かしこ」は女性専用の結語で、頭語を省略して「かしこ」だけで使うこともあります
- 夫の代筆のときは、夫の姓名の左脇に小さく「内」と示す
【参考】
書籍からの引用も参考までに。
出典:主婦の友社「冠婚葬祭 はじめてのマナー」
拝啓 盛夏のみぎり、ますますご隆盛の由、お慶び申し上げます。
〇〇様にはいつも大変お世話になり、感謝いたしております。
またこのたびは、おいしいメロンを頂戴しまして、誠にありがとうございます。
私のほうこそいつもご面倒をおかけしておりますのに、過分なお心遣いをいただき、恐縮しております。
今後とも変わらぬお付き合いをお願い申し上げますとともに、〇〇様の健康とご発展をお祈り申し上げます。
略儀ながら、まずはお礼かたがたご挨拶まで。
敬具
〇〇様にはいつも大変お世話になり、感謝いたしております。
またこのたびは、おいしいメロンを頂戴しまして、誠にありがとうございます。
私のほうこそいつもご面倒をおかけしておりますのに、過分なお心遣いをいただき、恐縮しております。
今後とも変わらぬお付き合いをお願い申し上げますとともに、〇〇様の健康とご発展をお祈り申し上げます。
略儀ながら、まずはお礼かたがたご挨拶まで。
敬具
うだるような暑さが続いておりますが、叔父様、叔母さまにはお元気でお過ごしのご様子、うれしく存じます。
本日、おいしそうなジュースの詰め合わせが届きました。子供達も大喜びで、さっそく冷蔵庫に入れ、冷えるのを楽しみにしているところです。
いつも何かとお心遣いをいただき、本当に感謝しています。
暑さはしばらく続きそうです。どうぞお身体大切に。
本日、おいしそうなジュースの詰め合わせが届きました。子供達も大喜びで、さっそく冷蔵庫に入れ、冷えるのを楽しみにしているところです。
いつも何かとお心遣いをいただき、本当に感謝しています。
暑さはしばらく続きそうです。どうぞお身体大切に。
拝啓 毎日うだるような暑さが続いておりますが、皆様にはお変わりなくお過ごしのこととお慶び申し上げます。
このたびは、△△デパートより結構なお中元のお品を頂戴しまして、誠にありがとうございます。
日頃お世話になっているのは私どものほうですのに、このようなお気遣いをいただき、恐縮しております。ご恵贈の品、早速家族全員ではしたなくも舌鼓を打ちました。
盛夏はこれからですので、くれぐれもご自愛くださいますよう、お祈り申し上げます。ご家族の皆様にもどうぞよろしくお伝えください。
まずは、取り急ぎお礼まで。
敬具
このたびは、△△デパートより結構なお中元のお品を頂戴しまして、誠にありがとうございます。
日頃お世話になっているのは私どものほうですのに、このようなお気遣いをいただき、恐縮しております。ご恵贈の品、早速家族全員ではしたなくも舌鼓を打ちました。
盛夏はこれからですので、くれぐれもご自愛くださいますよう、お祈り申し上げます。ご家族の皆様にもどうぞよろしくお伝えください。
まずは、取り急ぎお礼まで。
敬具
まとめ
いかがでしたか。お中元のお礼状の書き方について参考になりましたか?
例文も豊富に紹介させてもらいましたので、お中元のお礼状の基本を踏まえつつ、あなたに合った形に例文をどんどんアレンジしていってくださいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。