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お歳暮をもらったお礼状

書き方のお作法ってどんなだろう…


なんて悩むことありますよね。


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例えば、


  • お礼状を出すのはいつまで?
  • はがきでいいの?
  • どんな内容を書くの?
  • 「拝啓」とかの頭語は必要?
  • 妻が代筆するのってあり?



などなど、疑問がモリモリ出てきちゃいます。


最近はLINEやメールでのコミュニケーションばっかりなので、いざお礼状を書こうとするとわからないことだらけ…



そこで私、お歳暮のお礼状の正しい書き方について、ガッツリ調べてみました(^_^)v

複数の書籍、ネットをリサーチ!


その結果をわかりやすく体系的にまとめましたので、例文と併せてぜひぜひ参考してください♪

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お歳暮のお礼状の書き方や例文!はがきでも大丈夫?

まずはお歳暮のお礼状の基本についておさえておきましょう。


この基本が書くべき内容にそのままつながってくるので、ここ重要です\_(・ω・`)

お歳暮のお礼状の基本

お歳暮のお礼状の基本は、


  • 1年間の感謝の気持ちを込める
  • 喜びを具体的に書く
  • 受け取ってすぐに出す
  • 代筆なら本人の言葉を添える


以上の4つ。
1年間の感謝の気持ちを込める
お歳暮の中身についてはもちろんですが、1年間、厚く親交を結んだことに対するお礼も述べます。


品物のことだけ書くってなんか素っ気ないですからね。

しっかりと、日頃のおつきあいの感謝の気持ちを表すようにしましょう。


それから、「来年もよろしくお願いします」という趣旨の言葉で締めくくると、文章に安定感が出ますね。


定型的なあいさつのもつ強みです。

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喜びを具体的に書く
あなたも贈る側になると感じたことがあると思うんです。

この贈り物で相手方は喜んでくれるのかなって。


なので、贈る側には、もらった品物をどんな風に喜んでるのか、あなたやあなたの家族が喜ぶ様子を具体的に伝えてあげるようにします。


例えば、例文でも使ってますが、「主人も酒の肴に最高だと喜んでおります。」など表現を具体的にするとリアル感が出ます。

表現の仕方は丁寧にする必要がありますが、結構ベタに喜びを伝えるのってありなんです。


そのほうが相手も

「贈り甲斐があった」

って嬉しくなりますもんね(・ω<)☆
受け取ってすぐに出す
そもそもお礼状っていつまでに出せばいいんだろう?

なんて疑問に思いますよね。


この場合、


贈り物をいただいたら2〜3日以内にお礼状を出す


というのが正解。


これも、贈る側の立場に立ってみるとわかります。


デパートから品物を送ったけれど、ちゃんと届いてるのかな…

とか、心配になるでしょう?


そういう心配を相手にかけないためにも、

「確かに受け取った」

という報告も兼ねて、すぐに出すのがマナーなんです。

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代筆なら本人の言葉を添える
夫がもらったお歳暮に対して妻がお礼状を代筆する

なんてことはよくあります。


その際、夫が喜んでる言葉や様子を入れると好印象まちがいなし!

これは、先ほどの「喜びを具体的に書く」と通じるものがあります。


むしろ、こっちはかならず入れた方がいいんじゃないかな。


だって、この場合、贈り物をもらったのは夫ですからね。


もらった本人がお礼状を書かない以上、せめて本人が喜んでる様子は伝えておきたいところ。


なので、夫が喜んでる様子を、先ほどと同じように、

「主人も酒の肴に最高だと喜んでおります。」

みたいに伝えられるとグッドd(^_^o)
NGなメッセージ
相手の安否を尋ねるようなメッセージは避けるようにします。


というのも、そもそもあなたのもとにお歳暮が届いたということは、相手が元気だということを示しています。

それなのに、わざわざ安否を尋ねるような「いかがですか」なんてメッセージを入れると、相手の気分を害しかねないって想像できますよね。

はがきで出してもいいの?

ここでよくある疑問なんですが、


お礼状ははがきで出してもいいの?


っていうもの。


結論は、

お礼状はシンプルにお礼を述べるものなので、はがきで出すことも失礼にはあたりません。


よかった〜〜ヽ(*´∇`)ノ

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お歳暮のお礼状の例文

まずは、お歳暮のお礼状のひな形を確認しておきましょう。

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  • 「拝啓」などの頭語は行の頭から書きます
  • 時候のあいさつは、頭語の後に一字分空けて書くか、改行して一時下げて書くようにします
  • 「敬具」などの結語を最後に書きます。頭語と対で使います
  • 「かしこ」は女性専用の結語で、頭語を省略して「かしこ」だけで使うこともあります
  • 夫の代理で書くときは、夫の姓名の左脇に小さく「内」と示す


【参考】
こちらはお中元のお礼状の例ですが、書籍からの引用も参考までに。

170831-0001 出典:主婦の友社「冠婚葬祭 はじめてのマナー」


そのほか、パターン別に例文を紹介していきますね♪


恩師から教え子編

拝啓
 
 今年も残り少なくなり、何かと気ぜわしい日が続いておりますが、〇〇君にはますますご清祥のことと存じます。
 
 さて、このたびは、まことに結構なお歳暮を頂戴し、厚くお礼申し上げます。思いがけない遠来の珍味のおすそ分けに預かり、早速風味を満喫させていただきました。〇〇君の転勤前に、よく杯を酌み交わしたことを懐かしく思い出しました。
 
 一月には上京するとのこと、そのときに再会できることを楽しみにしています。

 とりあえず、お礼かたがた歳末のごあいさつまで。
 
 東北の寒さは一段と厳しいと思います。末筆ながら、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。

敬具


教え子からのお歳暮のように、目上の人へのお礼状でない場合は、頭語を使わないことも最近は多いですね。

 今年も残り少なくなりましたが、お元気にお過ごしのご様子、何よりと存じます。

 本日、お心のこもったお手紙とともにお歳暮が届きました。
 私の大好きなお菓子を、今年も忘れずに送っていただき、本当にありがとう。
 さっそくいただいています。
 今年のお正月は規制されるご予定ですか。もし帰られるようでしたら、元気なお顔を見せにぜひ立ち寄ってください。
 お会いできるのを楽しみにしています。

 では、よいお年をお迎えください。まずはお礼まで。

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親しい相手編


 本日、ご丁寧なお手紙を見事なイクラが届きました。いつも御心にかけていただき、本当にありがとうございます。

 真っ赤な宝石のようなイクラを、炊き立てのご飯にのせて、贅沢な北の味を満喫しています。
 半量は冷凍にして、お正月に使わせていただくつもりです。

 そちらは厳しい寒さなのでしょうね。お風邪など召しませぬよう、くれぐれもお身体にはお気をつけてください。
 
 まずは取り急ぎ御礼まで。


ビジネス(取引先)編

謹啓 師走の候、〇〇様にはますますご清祥の由、何よりと存じます。

 このたびはお歳暮のお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。平素、ご助力を賜っておりますのはこちらの方ですのに、大変恐縮に存じます。

 いただいた美しいかまぼこは、家族で大切に賞味させていただきます。来年も、何卒よろしくご支援のほどお願い申し上げますとともに、皆様のさらなるご繁栄を祈念いたしております。

 まずは書中にて御礼申し上げます。

謹白

まとめ

いかがでしたか。

悩んでいたお歳暮のお礼状の書き方について参考になりましたか。


お歳暮のお礼状に反映すべき基本の内容を踏まえつつ、こちらの記事内の例文を参考にしながらアレンジしてくださいね。


それでは最後までお読みいただきありがとうございました。