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最近歯茎が下がってきた気がする。。。

最近歯が長くなった?

ちゃんと歯磨きしてるはずなのに。。。

歯の痛み

と、歯茎が下がることで悩んでる方って意外に多いのではないでしょうか?

特に女性の場合、出産等で歯が弱くなる要素が多いですから。

歯茎まで下がると簡単に歯が抜けてしまうんじゃないだろうか。

などなど、余計に歯の健康は気にかかります。

そこで、この記事では、歯茎が下がる原因と歯茎を戻す方法についてご紹介したいと思います。

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歯茎が下がる原因

歯周病

やはり、歯茎が下がる原因の中で一番多いのが歯周病です。

よく耳にする「歯周病」ですがどんな病気なんでしょうか?

<歯周病って?>

歯周病とは歯と歯茎の間に細菌が入り込んで、歯茎の炎症を引き起こし、進行が進むと、歯を支える骨まで溶かしてしまう病気です。

歯を支える土台となる骨がなくなっていくわけですから、結果的には歯を失うことになります。

<原因は?>

・不十分な歯磨き

・歯ぎしり、くいしばり、かみしめ

・不適合な冠や義歯

・不規則な食習慣

・喫煙

・ストレス

・全身疾患(糖尿病、骨粗しょう症、ホルモン異常)

などがあげられます。

歯周病の進行に伴い、歯茎も下がっていきます。

ちなみに、20代でも70%以上が、40代となると80%が歯周病になっているという厚生労働省の報告があります。

ということは、私たちのほとんどが歯周病にかかってるってことですね。

ただ、歯周病にかかっている中でも、特に進行しているのは20代だと20%にも満たないですし、40代でも40%足らずです。

この記事にあるように、適切な対応をすれば歯周病の進行は防ぐことができるので、そこまで心配する数字ではないと思いますよ。

間違った歯磨き方法


歯磨きする女性

これは意外な事実なんですが、虫歯予防のために懸命になって歯磨きすることが歯茎を下げる原因になることもあります。

というのも、歯茎ってとてもデリケートなんですね。

皆さんもご経験あると思いますが、健康な歯茎でも、歯磨きの際に、少しいつもより力を加えただけで出血したりしますよね?

ゴシゴシ力強くする歯磨きは、歯茎を傷つけ、痩せさせていきます。

それが結果的に歯茎を下げる原因になるんです。


歯周病を予防するための正しい歯磨きの仕方が気になる…というあなたにはこちらの記事をどうぞ!
歯周病予防のための歯磨きの仕方とは?歯肉炎を治すための磨き方も動画で紹介♪

歯ぎしり

これも意外な事実なんですが、歯ぎしりが原因で歯茎は下がります。

歯ぎしりによって歯が揺さぶられると、歯を支える歯槽骨という部分がなくなっていくんですね。

特に、歯の周りにある柔らかい歯槽骨からなくなっていきます。

歯槽骨がなくなっていくと、歯と歯茎の間の隙間が広がり、歯周病が進みます。

その結果として歯茎が下がるんですね。

加齢

歳をとると歯茎が下がっていくのはイメージできますよね。

一般的には10年で2ミリ下がると言われています。

考えてみると、20代の頃の歯茎の位置が60代になると8ミリも下がってるんですね!

恐ろしい〜!

1センチ近く歯茎が下がるって想像するだけでゾッとします。

そこまで進行すると、さすがに歯も大半が抜けていくんでしょうが。。。

ところで、この加齢による歯茎下りですが、いろいろと調べてみましたが、加齢そのものが歯茎下りの原因なのかはっきりしません。

おそらく、40代の8割が歯周病であることから、加齢によって歯周病が進行し、歯周病によって歯茎が下がるのではないでしょうか?

結局、しっかりとした歯周病対策こそが加齢による歯茎下りを少しでも遅らせる有効な方法になるのでしょう。


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歯茎下りを戻す方法

では、歯周病や歯ぎしり、加齢による歯茎下りを戻す方法はあるのでしょうか?

基本的には、一度下がった歯茎を自力で元に戻すことはできません。

ただ、適切な治療によって歯茎を戻すことはできます。

また、正しい歯磨きの方法によって、歯磨きが原因の歯茎下りの進行は止められますし、多少の改善も見込めます。

もちろん、歯周病予防・改善にもつながります。

まずは、できることからしっかりやっていきましょうね。

正しい歯磨き

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①夜寝る前の歯磨きの徹底

②適切な歯ブラシ選び

③研磨剤、発泡剤無配合の歯磨き粉の使用

④マッサージするような歯磨き

夜寝る前の歯磨きの徹底
まずは、夜寝る前の歯磨きを徹底しましょう。

唾液には抗菌物質が含まれているので、口の中の細菌を取り除いてくれます。

でも寝ている間は起きている間と比べて唾液量は半分以下にまで減少します。

なので、寝ている間の菌の増殖を抑えるために、寝る前にしっかりと歯磨きをしておく必要があります。

さらに、できれば、朝起きた後と食後の歯磨きも習慣づけたいものです。
適切な歯ブラシ
歯ブラシも重要です。

歯周病の進行を抑えるためにも、「軟らかいブラシ」と「小さなヘッド」がポイントです。

また、歯ブラシの傷みは、歯茎を傷つけてしまいますので、1〜2ヶ月を目安に交換していきたいですね。

歯茎下りに悩むあなたに最適の歯ブラシがあるのでご紹介しますね。

歯科衛生士が開発した歯ブラシで、ペングリップ仕様でソフトなブラシ圧で磨ける歯ブラシの「ペンフィット」です。



最適な歯磨き粉
研磨剤が配合された歯磨き粉は、汚れは良く落ちますが、歯茎を傷つけやすくもなります。

正しいブラッシングを身につければ、研磨剤入りかどうかなんて気にしなくても良いのですが、研磨剤なしできれいに磨けるならそれに越したことはありません。

また、歯磨き粉の成分を口中に行き渡らせるための発泡剤も粘膜を傷つけやすいので、入ってないに越したことはありません。

ポイントは研磨剤、発泡剤の無配合です。

歯医者さんもおすすめする研磨剤、発泡剤無配合の歯磨き粉がありますので紹介しておきますね。



マッサージするような歯磨き
ゴシゴシと歯磨きするのは、逆に歯茎を傷めてしまい、歯茎下りの原因となることは先ほど説明したとおりですね。

理想的な歯磨きは、歯ブラシをペンを持つように持って磨くこと。

そうすると余計な力が入らず歯茎にも優しく磨くことができます。

先ほどのペングリップ仕様の「ペンフィット」と使用するとさらに優しく効果的に歯磨きができますね。

治療方法

Dentist's hand with glove and dentist's tool  in a patient mouth

歯茎下りの症状が進行している場合は、歯茎再生治療という方法を選択するかどうか、ということになります。

これからいくつかの歯茎の再生治療を紹介しますが、歯茎再生治療には健康保険が適用されない点にも注意して、医師とよく相談する必要がありそうです。
ヒアルロン酸治療
ヒアルロン酸を注射して歯茎を戻す方法です。

1回あたり短時間の施術で終わりますが、3週間おきに3回行うことを1セットとして、これを繰り返します。

1回あたりの費用が50,000円以上かかることや、歯周病を治療してからでないと利用できない等のデメリットがあります。
歯を支える骨を再生させる治療
歯周組織再生誘導療法(GTR法)と言われる治療法で、歯周病専門医などが積極的行っています。


費用は100,000円から300,000円程度かかりますし、6ヶ月以上の治療期間を要します。
エムドゲイン法
GTR法と併用して、エムドゲインという薬で歯周病で溶けてしまった歯を支える骨を再生します。

費用は50,000円から150,000円程度です。
歯茎を移植する方法
歯茎が下がっている部位に、他の歯茎の組織をもってきて、移植する方法です。

技術的な差異によって結合組織移植術(CTG)、遊離歯肉移植術(FGG)とがあります。

結合組織移植術の方が見た目の美しさも得られるとされています。

費用は、50,000円から150,000円で手術自体は2時間程度で終わりますが、歯茎の定着までには半年程度かかることもあるようです。

まとめ

一度失った歯は戻ってこない。

みなさん、歯の重要性については身にしみてご存知かと思います。

一度失った歯茎も戻ってこない。

これは意外な事実だったかもしれません。

しかも、一生懸命に歯磨きしてたのにそれが原因で歯茎が失われてしまうなんて。。。

でも、ショッキングな事実ですが、そこで何もしなければ状況は悪化するばかりです。

まずは、できることから始めること。

それは適切な歯磨きですよね。

しっかり歯磨きをして、それでも場合によっては治療が必要なことがあるかもしれません。

昔から歯医者さんって、なぜか怖いところなので、歯茎の治療も勇気がいります。

私も半年に1回は定期的にはを見てもらってますが、その度に何を言われるんだろうとビクビクしてます。

でもここで勇気を振り絞ることが大事なんですよね。

ここで踏ん張らないと、放っておくと状況は悪化するばかりですから。

なので、この記事をきっかけに、できることから始めていき、必要があれば勇気を振り絞りましょう!

それがいつまでも美味しいものが食べられる一番の秘訣ですよ♪