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部長、今度の私の結婚式、主賓としてご挨拶いただけませんでしょうか?


と、部下の結婚式で主賓の挨拶を依頼されたものの、初めてのことでどんな挨拶をすればいいかわからない・・・


なんてことありますよね。


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私も上司として主賓の挨拶・祝辞を初めてお願いされたとき、


  • どんな内容を話せばいいのか
  • おさえておきたいマナーはあるのか
  • どのくらいの時間話すのが適当なのか



など、基本的なところからわからずに困ってしまった経験があります。



その時は、市販の書籍やネットで調べまくった結果、なんとか主賓の挨拶という大役を果たすことができました。


最初にしんどい思いをしたこともあって、その後の部下の結婚式での主賓挨拶は不安なく対応することができています。


今では、その時の経験や、それ以来私が様々な結婚披露宴で行ってきた主賓挨拶の経験を、同じように悩んでいらっしゃるあなたにも共有させてもらいたいな、と考えるまでになりました。


そこで、この記事では、結婚式の主賓挨拶・祝辞のマナーから、私が実際に使った例文まで、私が学んだことを余すことなく紹介していこうと思います。

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結婚式での主賓挨拶!おさえておきたいマナーや例文とは?

そもそも結婚式の主賓の挨拶として、どのようなことが求められるのでしょうか。

まずは、結婚式で主賓として求められるマナーをおさえておきましょう。

主賓の挨拶で求められるマナーとは?

あくまであなたは主賓として結婚披露宴に招かれていますので、友人代表のスピーチとは違い、


フォーマルな席にふさわしい格調高い挨拶


が求められています。


といっても、難しことを求められてるんじゃなくて、ある意味当たり前のことを求められているんだと思ってください。



例えば、あなたが結婚式に列席している時に、聞いていて不快だなと思うような挨拶は避けるべきです。


具体的には、

  • 主役の新郎・新婦を差しおいて、自分や会社の自慢話ばかりする
  • 紋切り型の言葉の羅列で、気持ちが感じられない
  • 品のない暴露話
  • 偉そうな態度で上から目線
  • 一部の人しかわからない業界用語をやたら使う
  • うんざりするほど話が長い



あなたにもありますよね?

初めから最後まで新郎が勤める会社の自慢話しかなかったとか。


そうしたせっかくのおめでたい場が白けてしまうような挨拶は避けましょう。


あとは、

  • 明るくさわやかに
  • 温かな祝福の気持ちをもって

挨拶すれば大丈夫です。


ごくごく当たり前のことなので、挨拶原稿を考える際に頭の片隅にでもおいていただければ結構です。



さらに格調高い挨拶にするために、次の2点にも気をつけてください。

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挨拶・祝辞の目安時間

結婚式の挨拶で望ましい時間は、トータルで5分程度です。

5分の内訳はおおよそ、

  • 司会者に名前を呼ばれてからマイク前に立ってゲストに一礼しマイクに一歩近づくまで・・・1分
  • 挨拶・祝辞・・・3分
  • 席に戻って着席するまで・・・1分

となります。


ですので、挨拶に与えられた時間は3分以内と考えましょう。

それが結婚式の出席者にとって、長すぎず短すぎず、ちょうど良い時間です。

NGワードは避ける

結婚披露宴などのおめでたい場で避けたほうが良い、NGワードがあります。

NGワードには2種類あって、

  • 「別れ」を連想させる言葉
  • 「再婚」を連想させる言葉


となります。


具体的なNGワードについてはこちらの記事で紹介していますので、気になる方はぜひこちらの記事も確認してください。
>>>新婦友人からの結婚式のスピーチ!失敗しないための例文やNGワードの解説あり♪


主賓の挨拶の構成

主賓の挨拶・祝辞は、

  • はじめ

  • なか

  • おわり

で構成します。


私が紹介するスピーチや挨拶は、全てこの構成を基本としています。


スピーチであれ、挨拶であれ、全ては原稿となる文章がベースにあります。


そして、分かりやすく、伝わりやすい文章の構成を徹底的に簡素化すると、この3部構成となります。

時間にして3分弱話すための文章量ですから、この3部構成で十分です。



それぞれの中身ですが、職場の上司による主賓の挨拶では、


「はじめ」

  • お祝いの言葉
  • 招かれたお礼

いずれも定型句を用います。

あなたが文章を考える部分はありません。


「なか」

  • 人柄が伝わる職場での様子

ここがあなたの挨拶内容の考えどころです。


「おわり」

  • 新郎新婦の幸せを祈願
  • 前向きな未来をイメージする言葉

こちらもほぼ定型句を用います。


これらを盛り込んでいきます。

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上司がする主賓の挨拶例文

それでは、ここで私が実際に結婚式で主賓の挨拶・祝辞を行なったときの原稿を紹介します。

あなたの挨拶の例文として活用してみてください。

<はじめ>
新郎新婦、ならびにご両家のみなさまには、今日の佳(よ)き日を、心よりお祝い申し上げます。
本日はおめでたい祝いの席にお招きいただき、ありがとうございます。
(新郎新婦、ご両親様どうぞご着席ください。)

<なか>
新郎の〇〇くんは入社してから6年目。
それ以来、私の立場は変われど、ずっと〇〇くんが活躍されている姿を見て参りました。

〇〇くんが6年前に、当時課長だった私のところに、配属の挨拶に来たときのことを昨日のことのように覚えています。

今でもそうですが、入社当時からピンと背筋が伸びたまっすぐな姿勢で、堂々と自己紹介する姿がとても印象的で、一目見て、「彼は我が社を支える飛び抜けた存在になる」と確信いたしました。

私の直感は大当たりでして、6年経った今では、仕事に対する情熱と完成度はもちろん、抜群のコミュニケーション能力を発揮して、先輩には可愛がられ、後輩には慕われ、お客様には信頼されるという、我が社にとって欠かせない存在へと育っています。

どうして○○くんはこれほど優秀なのか。
私が見るところ○○くんの「やさしさ」に尽きるのではないかと思います。

彼は、自分が関わる全ての人に対して、困っていたらいつでも手を差し伸べられるよう、目配り、気配りを欠かしません。

誰かがトラブルに巻きこまれたら、上司、先輩、後輩、お客様にかかわりなく、まるで自分のことのように一緒に頑張ってくれたり、全力でサポートしてくれます。

○○くんの上司として、そんなシーンを数多く見て来ましたし、もちろん、私も○○くんに助けられた上司の一人です。

<おわり>
○○くんのような若く優秀な人材が、ビジネスマンとして立派に育ち、家庭をもつことでさらに飛躍する姿を見るのが、私としては何よりも嬉しく、喜ばしいことでございます。

そのためにも、○○くんには、今後は家庭にもしっかり気配りしていただき、新婦△△さんと幸せな結婚生活を送られることを、心よりお祈りして、あいさつとさせていただきます。

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まとめ

一見難しそうに思える結婚式の主賓の挨拶。


でも、細かく分解していくと、実は定型的な言い回しが多くて、実際あなたが頭を使って考えるべき文章が少ないことを確認していただけたと思います。


なんだか、やれそうな気がしてきませんか?



この記事が少しでもあなたの「やれそうな気持ち」を引き出すことができれば幸いです(*^□^)


結婚式の主賓挨拶がうまくいくことを願っています。


それでは最後までお読みいただきありがとうございました。