広告



来週は友人の結婚式。


おめでたいんだけど、


新婦から友人代表のスピーチ頼まれちゃってて。


結婚式でスピーチするなんて初めてだし、どんなことをしゃべっていいのかわかんない

スピーチの例文があれば参考にしたいんだけど・・・

ついでにNGワードとかも教えてもらえるとありがたいな。


なんてお困りじゃありませんか?


7bc119a3fed62ffa96344632bff353ff_s


右も左も分からない中での初めてのスピーチ。


原稿考えるにも何から手をつけていいのか、むずかしいですよね。

その気持ちわかります。


私も結婚式での友人代表のスピーチやら余興やら司会やら散々やってきましたけど、初めてのときはホントどうしていいのか困りましたもん。


あのときは私もネットで検索しながら苦労して原稿考えてたな〜



そこで、この記事では、初心者時代の苦労を経て、友人の結婚式の司会でプロと間違えられるまでになった私が、これまでの経験を活かして、初めてのあなたにもわかりやす〜〜い、新婦へ贈る結婚式の友人代表のスピーチについて、例文も交えてシェアさせてもらいます♪

広告



新婦友人のスピーチ!結婚式で失敗しないための例文やNGワードとは?

初めてのときって、どんなふうにスピーチ原稿を考えていけばいいのかすらわからないんですよね。


え?


原稿なんて書くの?


ですって?


いやいや、そこは原稿書いとかないと(;^_^A

まとまる話もまとまりません。


頭の中だけで考えていても、ただでさえ本番は緊張するんですから、言いたいことの半分もスピーチできなくなっちゃいますよ。


あるいは、話が行ったり来たりで、何が言いたいのかわからないスピーチが延々と続く・・・
なんて最悪の事態も(;^_^A


なので、まずはスピーチ原稿を考えることから始めないといけません。



で、スピーチ原稿の作成方法も含めて、本番までの流れなんですが、まとめるとこんな感じです。

  • スピーチの構成を考える
  • スピーチのテーマを考える
  • スピーチの原稿を考える
  • スピーチの練習をする

スピーチの構成を考える

スピーチ原稿を考えるにあたっては、まずはスピーチの構成をおさえてください。


といってもメチャクチャ簡単です♪


はじめ

なか

おわり


これだけ。


大まかにスピーチの構成を3つに分けるだけです。


でも侮ってはいけません。


これから紹介しますが、この単純な3部構成が意外に力を発揮します
広告



はじめ
「はじめ」の段階では、


  • お祝いの言葉
  • 招かれたお礼
  • 自己紹介


の3つがその内容。


しかも、ここは定型的な内容でオッケー。


どんなスピーチでも「はじめ」の部分は誰しも定型文句です。



例えばこんな感じで。

〇〇さん、△△子さん、本日はご結婚おめでとうございます。

ご両家の皆様におかれましても、心よりお慶び申し上げます。

このような晴れやかな席にお招きいただき、ありがとうございます。

ただ今ご紹介にあずかりました、新婦△△子さんの友人で、現在は~~をしております、山田花子と申します。


とか、


〇〇さん、△△子さん、ならびにご両家、ご親族のみなさま、本日はご結婚まことにおめでとうございます。

このような素晴らしい披露宴にご招待くださいましたこと、まことに御礼申し上げます。

ただいまご紹介いただきました、山田花子と申します。

新婦の△△子さんとは、四友物産の同期で、一緒に経理部に配属されて以来、仲良くおつきあいさせていただいています。


ホントここは定型文句なので、名前や会社名の部分を置き換えてから、このまま使ってもらっても全然大丈夫です。
広告



なか
そして「なか」。


もちろんここがスピーチのメイン。

あなたが一番知恵を絞るところです。


この部分は時間をかけて説明したいので、あとでじっくり例文を紹介しならがら解説しますね♪
おわり
「おわり」の部分は人によっていろんな言い回しがあるけれど、基本的な内容は、


新郎新婦の幸せを祈りつつ、前向きな未来をイメージする言葉を贈る。


これさえ押さえておけばオッケー。



例えば、


どうかいつまでも二人で仲良く、人生を歩き続けてください。


そんな友達想いの△△子のことですから、きっと新郎の○○さんのことも上手にサポートされることと思います。
どうか、お幸せに♪


○○さん、とても一途でピュアな性格の△△子です。
どうかよろしくお願いします。


何事にもひたむきに努力する△△子ですから、どんなことでも乗り越え、幸せな家庭を築かれるだろうと信じています。


と、こんなパターンで終えつつ、最後の最後は、


以上をもちまして お祝いの言葉とさせて頂きます。
本日は 本当におめでとうございます。


で、ピシッと締めます♪
広告



新婦友人が結婚式でスピーチするための例文

それでは、先ほど後回しにした「なか」について解説していきましょう。


ここはスピーチの中で一番の肝なのでしっかり説明します(≧▽≦)ゞ



スピーチの「なか」で話す大まかな内容は、新婦との関係がどんなものであれ、こちらも相場は決まってます。

  • 新婦との出会いのきっかけ
  • 人柄が伝わるエピソード
  • 新婦の人柄


この順に話せば必要なことは全て盛り込まれていますので、原稿もこの順に考えるようにします。



ちなみに、「なか」も含めてスピーチ全体で話す長さは、


3分


を目安にしてくださいね。



スピーチは3分が長すぎず、短すぎず、聞いている人に苦痛を与えない時間です。


それでは実際に、3分程度にまとめた新婦友人の結婚式のスピーチ例文を紹介します。

「なか」の部分だけに絞りますね。
広告



青春の汗をともに流した高校時代の部活仲間の場合
「はじめ」


△△子さんは、いつもはみんなの話を黙ってニコニコと聞いてくれています。

でも、ここぞという時には自分の意見を言える芯の強さをもつ女性です。


高校時代ともに過ごしたソフトボール部でこんなことがありました。

私たちが三年生になった引退前の最後の大会の時だったと思います。


当時私はソフトボール部のキャプテンで、△△子さんは副キャプテンという立場でした。

2人で力を合わせて部員たちをまとめながら、最後の大会を成功させようと奮闘していました。

毎晩遅くまで、自分たちのバッティング練習などはもちろん、後輩達の技術指導、裏方の仕事など、目立たないけれど地味な仕事が山盛りだったんです。



そんなある日のこと、たぶん大会まで残り1ヶ月頃だったと思います。

ある三年生の部員の子が「受験勉強に専念したい」と突然言いだして、ソフトボール部をやめると言い出しました。


それまでみんなで頑張ってきたのに、本番まで残り1ヶ月のところで辞めるなんて許せない!

そんな思いが先立ってしまった私は、思わずカッとなって、その子にひどいことを言ってしまいました。

そして、そのせいで彼女は泣きながら部室から出て行ってしまいまったんです。



部室には私と△△子さんだけが残されていました。


その時、△△子さんは、怒りで気が立っていた私のそばにスッと寄ってきて、気持ちを静めさせるような感じで、私の肩をポンポンと軽く叩いてなだめてくれたんです。


そして、たしかこんなセリフだったと思います。


「彼女だって一年生から一緒にソフト部で頑張ってきた仲間だもんね。

彼女もソフト部やめるっていう決断つらかったと思うよ。

みんなそれぞれ何を一番大切にしたいのか、違うのかもしれないね。

彼女が本気で判断した結果なら、応援してあげようよ。」


と言いながら、私の怒りに任せた行動を頭ごなしに否定することなく気持ちを静めてくれました。


ソフトボール部をやめると言い出した仲間の気持ちへの配慮、目の前の相手の気持ちへの理解、そのうえで自分の考えをはっきりと伝えることができる、そんな△△子さんの人柄を垣間見ることができるエピソードだと思います。


こうした△△子さんの人柄は、きっと○○さんとの生活でも生かされるはずです。



「おわり」
広告



大学時代を楽しく過ごした同級生の場合
「はじめ」
 ↓

△△子さんというと、なんだか他人行儀な気がして照れくさいので、このような場で恐縮ですが、いつもどおり「△ちゃん」と呼ばせてください。


△子ちゃんと仲良くなったきっかけはすごく単純です。

大学時代の英語クラスの席がアイウエオ順で、△子ちゃんが「山中」、私が「山田」で隣同士になったことがきっかけです。


私はご覧のとおりよくしゃべるタイプだったんですが(笑)、△子ちゃんはおしとやかで、相手の話をよく聞いてくれるタイプです。


タイプの異なる私たちでしたが、それが良かったのか、すごく気が合って、昼休みも学校の授業が終わってからもいつも一緒に行動するようになりました。



そんなある日、初めて△子ちゃんの一人暮らしのマンションにお邪魔する機会があったんです。

部屋を見せてもらって驚いたのが、ベランダが植物で埋めつくされていたことです。



もちろん、一人暮らし用のワンルームマンションのベランダなので畳1畳分ほどの広さしかありませんでしたが、天井からツル植物をいくつも吊るしたり、観葉植物を並べたりしてたんですね。

まるで一戸建てのお庭のようでした。



どの植物も手入れが行き届いている感じで、△子ちゃんが毎日丁寧にお世話してるんだな、と感じたことを覚えています。


そんな植物好きの△子ちゃんの誕生日のプレゼントに、小さな紅葉の鉢をプレゼントしたことがあります。

プレゼントした私自身、そのことを忘れてたんですが、それから一年ほど経って、私がアメリカに留学に行くことが決まりました。



いざ、アメリカへ旅立とうとしていた当日、空港まで見送りに来てくれていた△子ちゃんから手紙をもらったんです。


飛行機を待ちながら封筒を開けてみると、そこには手紙とともに、なんと真っ赤な紅葉の押し花が添えられてました。

△子ちゃんからは何も言われなかったけど、あの時の紅葉だ!

とピンときました。


私は、△子ちゃんの心遣いに飛行機になるまで涙が止まらなかったことを覚えています。


それからというもの、留学中もツラい時には、その真っ赤な紅葉の葉を眺めては勇気を振り絞っていました。


こうした△子ちゃんの優しさは、きっと○○さんとの結婚生活でも生かされて行くのは間違いないと思います。



「おわり」
広告



社会人生活を一緒にスタートさせた会社の仲良し同期の場合
「はじめ」
 ↓

(新婦の△△子さんとは、四友物産の同期で、一緒に経理部に配属されて以来、仲良くおつきあいさせていただいています。)

経理部という仕事柄、月末と決算期というのが仕事の大きな山場なので、その時期になると職場は戦場のようにあわただしくなります。

でも、周りがどんなに忙しい状況でも、△△子さんは、常にふだんどおりに落ち着いて仕事をされていました。


このふだんどおりに落ち着いて仕事をするのって、なかなかやろうと思ってもできないことだと思います。

それも、△△子さんの仕事の優先順位付けのうまさが理由かな〜、と、羨望の眼差しでいつも見ていました。


私の場合は、少し忙しくなってくると、すぐにテンパってしまうので、そんな△△子さんにいつも仕事の相談をさせてもらってました。


△△子さんは、

「これはこんな資料が参考になるよ。夕方までに仕上げるならこのデータの数字だけ入れ替えればなんとかなるし、大丈夫だよ。」

といつもやさしく微笑みながらアドバイスしてくれるんです。



また、△△子さんは、どんなに自分の仕事に集中している時でも、上司から仕事を頼まれた場合は、必ずそちらを優先して取りかかります。

しかもミスがなく早い!



そんなこともあって△△子さんは、経理部ではまだまだ若手であるにもかかわらず、

「彼女がいれば経理部も安泰!」

と絶大な信頼を得ています。



ご結婚されても仕事を続けられるということでしたが、△△子さんの優先順位づけのうまさからすると、仕事と家庭の両立も難なくこなされることだと思います。

私も引き続き△△子さんを頼りにさせていただきます(笑)



「おわり」


注意したいNGワードとは?

結婚式の披露宴などのおめでたい場で避けたほうが良い、NGワードがあります。


まず、NGワードには2種類あることをおさえます。


  • 「別れ」を連想させる言葉
  • 「再婚」を連想させる言葉


絶対に避けるべきNGワードもありますが、それ以外は自然なスピーチの表現で使われるならそこまで気にする必要はありません。


なぜって、私もあなたも素人だからです。


プロの司会者がNGワードを使うのはご法度ですが、私たちは素人だし、聴いてる方もそこまで神経質になってません。


絶対に避けるべきNGワード以外はそんなものもあるんだなぐらいの感覚で結構ですが、念のため紹介しておきますね。

「別れ」を連想させる言葉

このうち絶対に避けるべきNGワードは、


死ぬ・葬式・散る・衰える・滅ぶ・別れる・去る・逝く など


できるだけ避けたいのは、


失う・終わる・返す・帰る・悲しむ・嫌う・切る・切れる・苦しい・壊れる・裂く・捨てる・出る・出す・閉じる・流れる・流す・逃げる・逃す・離れる・離す・放す・ほどける・ほころびる・戻る・やめる・割れる など

「再婚」を連想させる言葉

重ね言葉

かさねがさね・くれぐれも・返す返す・さまざま・重々・たびたび・だんだん・次々・みなみなさま など


くり返しにつながる言葉

重ねる・重なる・重ねて・くり返す・再度・再び・もう一度 など

まとめ

いかがでしたか?


あ、なるほど!

スピーチの原稿ってこんな感じで考えるのね。


なんて思っていただけたでしょうか?


新婦友人のスピーチの肝は、


エピソードを話して新婦の人柄を知ってもらうこと


です。



こちらの例文は徹底的にエピソードを意識して、リサーチを踏まえて作成したものです。


例文をアレンジすればあなたに合ったエピソード満載のスピーチ原稿が完成します。



あとは念のためにNGワードが使われてないかを最後にチェックしてくださいね。


これで結婚式当日のスピーチもバッチリですね♪

成功間違いなし!^ ^


それでは最後までお読みいただきありがとうございました。