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けっこう本は読んでるつもりなんだけど、なんで頭に残らないのかな?
なんて、本の読み方について悩むことってありますよね。
私もすごく悩んでいました。
端的にどんな悩みだったかというと、
読んだ本の内容が自分の中でなかなか使える知識として蓄積されない
ってことです。
でも、ある方法を実践するようになってから、この本の読み方に関する長年の悩みが最近解消されつつあります。
そこで、私が最近実践している効果的な本の読み方について紹介していきたいと思います。
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今すぐできる!効果的な本の読み方とは?
これまで私の本の読み方といえば、とにかく質より量を求めていました。
できるだけ速いスピードで、できるだけ多くの本を読むことを目指していました。
しかも、一度読んだ本はもう2度と読むこともなく、中古本の買取に出すなどしていたんです。
読んだ後には中古本の買取に出すことを考えていたので、できるだけ本を汚すことなくキレイなまま読むことを前提にしていました。
そんな風に何年も同じような本の読み方をしていてふと気が付いたんです。
「自分の読書は自分の中できちんと消化されて、血となり肉となっているのだろうか?」
と。
いわゆる乱読のツケと言うのでしょうか。
振り返ってみると、私の中でこれまでやってきた読書というものが、全く蓄積されている感がなかったんです。
「何年も同じ本の読み方をやってきて何を今さら?」
とも思いますが、とにかくスピードと量を追い求めてきたので、読書から何を得ているのか、自分の中できちんと検証してきたことがありませんでした。
そのため、今さらではありますが、じっくりこれまでの読書を振り返った時に、何も蓄積されてないということに気が付いたんですね。
それはそれで今までのことは仕方がないと思っています。
本の読み方に疑問を持った時点で振り返り、改善していくことは悪いことではないですから。
さて、それでは、今後どのような本の読み方をしていけば、本から得たなにがしかの知識、アイディア、共感、反発・・・そういったものが蓄積されていくのでしょうか。
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私が実践している本の読み方はこれ♪
今私が実践しているのは、「中古本として売るのはやめよう」
ということです。
中古本として売ることを考えると本をキレイに読もうとします。
本を汚さないようにと考えてしまいます。
でも、本来の本の読み方はそれではいけません。
本を汚してなんぼです。
とにかく、
- 少しでも気になった箇所があれば線を引く
- アイディアがひらめいたら書き込む
- あとで読み返したいページに付箋を貼る
- 付箋がなければページの端を織り込む
などして徹底的に本を汚します。
そうすることで、本を受け身で読むのではなく、
こっちから仕掛けるように読むことができます。
なんらかの意図をもって読むことができます。
何かしら感じた箇所に蛍光ペンで線を引く行為そのものに、あなたのなんらかの意思が投影されているんです。
与えられた文字を受け身で読み流すこととは根本的に違うんです。
そうやって本を汚すことに徹するんです。
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もう一歩踏み込んだ本の読み方
さらに、より確実に本から得た何かしらのものを身体に落とし込みたければ、蛍光ペンで線を引いた箇所、書き込みした箇所、付箋を貼った箇所、ページの隅を織り込んだ箇所だけを再度読み直してノートにでもパソコンにでも吐き出します。
本一冊全体を読んでからまとめて読み直すでもいいですし、各章ごとに再度読み直しても構いません。
とにかく再度本を読み直すことで、本から得たものをより体に落とし込むことができます。
さらにそこから、体に落とし込んだものをノートにでもパソコンにでも吐き出すことで、体への蓄積はより強固なものとなるんです。
本でマーキングしたところを書き写すのではありませんよ。
マーキングした箇所を含めてあなたの意思を投影した箇所を何度か読み直した後、あなたの身体の中に残っているものを吐き出すんです。
書き写すことが全く無意味だとは言いませんが、身体に落とし込むという観点からは効果的とはいえません。
基本的には情報を右から左に流すだけだからです。
もちろん、情報を右から左に流す過程において何かしらの蓄積が身体の中に起こることは否定できませんが、程度は知れています。
それに、書き写すだけでは、あなたの身体の中に本から得た知識の何が残っていてるのかの確認もできません。
本を書き写すのではなく、あなたの頭の中に残っているものを吐き出す過程においてこそ、何が頭の中に残っているかを確認できるからです。
そして、吐き出した後に、再度本を読み直してみれば、あなたの頭の中に、本を読んだ直後にすら蓄積されていなかったものが何かに気づくこともできます。
繰り返し本を読むことで、最初にノートに書き出した情報以外のものが体に蓄積されたのなら、またノートに吐き出せばいいのです。
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まとめ
このような過程を経れば、時間はかかりますが、1冊の本から得るものが非常に大きくなります。単に読み流す場合と比較して、記憶への定着や実生活への応用が、その比ではないのです。
最近、そのような本の読み方に変えてから、読書がさらに面白みと深みを増してきています。
1冊の本や作家への愛着も一層増していきます。
あなたもこのような本の読み方を取り入れたならば、あなたの生活に読書の恩恵がもたらされることは間違いありません。
ぜひ一度試してみてください。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。