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今年から子供がピアノを習い始めたけれど、
先生にはお歳暮を贈ったほうがいいのかしら…
なんて悩んだりしてませんか?
実はこれ、つい最近までのうちの奥さんの悩みだったんです(;^_^A
結局、子供のピアノの先生にはお歳暮を贈ることにしたんですけどね。
で、奥さんがそのことを決めるまでに、色々とリサーチを頼まれたんですよね。
・・・
などなど、リクエストの多い奥さんでリサーチするのが大変でした(。>﹏<。)
でも、リサーチしたおかげで、先生にはお歳暮を贈るって決めることができたし、お歳暮について色々とわかったこともあったんですよね。
そこで、この記事では、昔の私と同じように、
お歳暮のそもそものところからわからない
と悩んでいるあなたのために、私がリサーチした内容や、お歳暮を贈るようになった経験を踏まえて、
お歳暮の意味やマナー、いつの時期に誰にどんなものを送ればいいの?
というお歳暮の基本的なところについて、わかりやす〜く紹介していきたいと思います。
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目次
お歳暮の意味やマナー!お中元との違いは?いつ誰に何を贈ればいい?
そもそもお歳暮ってどんな意味があるんでしょう。その意味はお中元とも共通しますが、
親、兄弟、親類、習い事の先生、結婚式の仲人、恩師、会社の上司、仕事の取引先など、日頃お世話になっている人へのお礼やあいさつの気持ちを表すための贈答
のことです。
で、このお礼やあいさつをする時期によって、
と使い分けてるんですよね。
昔は新年を迎えるというのは、豊作や災厄から守ってくれる神様を各家にお迎えする、というような意味合いが強くありました。
なので、家には神棚があって、そこにお供えものをするというのが習わしだったんです。
ただ、「家」と言っても、昔の家父長制を前提にしてますから、本家とか親元に神様へのお供えを持参するような習わしでした。
で、持参するお供えというのは、普段は食べることができないような特別なもので、縁起が良くて、できるだけ日持ちするようなものが好まれたんですね。
例えば、塩につけたブリや鮭がそうで、今でもお歳暮の定番商品として贈られたりするんですね。
ちなみに、出世魚であるブリはもちろん、生まれた川に戻ってくる鮭も縁起が良い食べ物とされています。
こうした新年を迎えるにあたって供物を本家や親元に持参する習わしが起源となって、日頃お世話になっている人へ1年間の感謝の気持ちを込めて商品などを贈る「お歳暮」へと変化していったんです。
お中元の由来も同じようなもので、お盆の時期に祖先を祀(まつ)るために、親族が親元の家に集まるときに持ち寄ったお供えが起源なんです。
となると、お歳暮・お中元を誰に贈ればいいのか、というのも明らかですよね?
親、兄弟、親類、習い事の先生、結婚式の仲人、恩師、会社の上司、仕事の取引先など、日頃お世話になっている人
に贈るべきで、子供のピアノの先生も「習い事の先生」として、お歳暮やお中元を贈るべき相手の一人となります。
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お歳暮はいつ?お中元の時期は?
これまでの話で、おおよそお歳暮やお中元の時期は推測がつきますが、しきたりとしてどのように行われるのが一般的か整理します。時期を逃さず贈ることで、しっかり感謝の気持ちを表したいですもんね(・ω<)☆
お中元
- 関東・・・6月の下旬から7月15日までに先方に届くように贈るのが一般的
- 関西など・・・7月15日から8月15日までに先方に届くように贈るのが一般的
お歳暮
- 正月の準備にかかる「事始め」にあたる12月13日くらいから20日ぐらいの間に届くように贈るのが一般的
- お正月用のお餅や生鮮食品は30日ぐらいまで大丈夫
贈る時期を逃したら?
もし万が一、お歳暮やお中元を贈ってたつもりだったのに、贈り忘れていた!なんてイレギュラーな場合の対応方法についても紹介しておきます。
この場合、もはや「お中元」や「お歳暮」という表書きは使えません。
なので、贈り物の名目を変更する必要があります。
そこで、
お中元
- 「暑中御伺」
- 立秋(8月8日ごろ)が過ぎたら 「残暑御伺」
お歳暮
- 「御年賀」として松の内(元旦から1月7日まで)に届くように贈る
というのが正解です。
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お歳暮の贈り方や送り状
ところで、お歳暮の正しい贈り方はどうしたらいいでしょう?現在では、デパートなどで郵送もお願いするのが一般的。
でも、本来は、お世話になった方への贈答品なので、持参してあいさつと日頃の感謝を伝えるのが正しい姿です。
なので、直接持参して渡さずに、
- 郵送する場合は贈り物と一緒に手紙を添える
- それが難しいなら相手に贈り物が届く前にハガキで送り状を送る
のが望ましいです。
>>>お歳暮やお中元の添え状や送り状の書き方についてはこちらの記事をご覧ください♪
工事中
お歳暮・お中元のその他のマナー
お中元もお歳暮も日頃の感謝の気持ちを伝えるという贈答の意味から、1回限りではなく毎年贈るというのが前提です。
もちろん、お中元もお歳暮も両方送らないといけないというわけではないです。
もし、お中元とお歳暮のどちらかだけを贈るつもりであれば、お歳暮のみにすることをオススメします。
というのも、お中元よりもお歳暮の方が格が上だとされているからです。
なので、お中元は贈ったけれどお歳暮は贈らないというのは良くありません。
- お中元を贈るならお歳暮も贈る
- どちらか一方だけにするならお歳暮を贈る(「暑中見舞い」のあいさつはしておきます)
というのが正しい対応です。
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相手が喪中のときは?
お歳暮やお中元はお祝いではないので、贈る側、贈られる側に不幸があっても関係ありません。ただ、紅白の水引で贈るのは無神経なので、無地のかけ紙で贈るようにします。
こちら右側の「のしなし」の方ですね。
出典:彩図社「イラストでよくわかる 日本のしきたり」
それでも、ちょっと気がひける場合は、少し時期をずらして、
- 「暑中御見舞」
- 「寒中御見舞」
などの名目で贈ると間違いありません。
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お歳暮に喜ばれる品と金額の目安
金額的には、3,000円〜5,000円
が一般的です。
贈って喜ばれる定番のものといえば、
ハム、ソーセージ類、ビール、洋菓子、食用油、ギフト券
などがありますが、こればっかりは、相手の家族構成や好み、年齢、生活などを考えて選ぶしかないですよね。
ちなみに、うちの奥さんが子供のピアノの先生にチョイスした品物は、
ピアノの先生のご家族に小さなお子さんもいることや、旦那様がお酒を嗜まれることなどを踏まえて、
- 3,000円程度
- ジュースとビールの飲み物セット
を毎年持参するようにしています(*^□^)
まとめ
いかがでしたか。お歳暮についての基本的な知識から整理させてもらいましたが、参考になったでしょうか。
気持ちが一番大切ですが、気持ちをきちんと伝えるためにも、しっかりとお歳暮・お中元の意味はおさえておいて、失礼のないようにしたいですよね。
この記事を参考にすれば、今年からのお歳暮・お中元はバッチリです(・ω<)☆
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。