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就活の面接でストレス解消法について聞かれるんだよな〜


でもなんて回答するのが模範的なんだろう。


なんて悩んでませんか?


面接前の悩み


たしかに、どこの会社でも、面接ではストレス解消法について確認しているようです。


聞かれることがわかっているなら、事前に準備しておきたいですよね。


ところで、実は私、今でもある会社で、年間100人を超える新卒・中途採用者の面接官をやってる面接マスターでもあります。


そこで、あなたの悩みを解消すべく、現役担当者の私が就活面接でのストレス解消法の模範的な回答例についてコッソリお伝えしたいと思います♪

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就活面接でのストレス解消法の模範回答例


就活面接での模範的なストレス解消法を考えるにあたっては、まず、面接官が面接でどのようなことをチェックしようとしているか、面接官の意図をしっかり抑える必要があります。

面接では何を評価しているのか?


どのような組織においても、面接でチェックしようとしてる内容は次の5点に絞られます。


  • 社会人としてのベース

  • 志望動機

  • コンプライアンス意識

  • 課題解決力

  • コミュニケーション能力


なかでも、コミュニケーション能力は一番関心が高い項目です。


なぜなら、その他4点の評価も応募者とのコミュニケーションによって可能となるからです。


では、ストレス解消法を面接で聞くのは上記5点とどのような関連があるのでしょう?

ストレス解消法を面接で聞く理由


ズバリ、面接でストレス解消法について確認する理由は、上記5点の評価を補足するためです。


最近は、会社でのストレスが原因で休業する人が増えています。


ですが、応募者が適切にストレスコントロールできるかは、上記5点の確認だけではわかりません。


上記5点の評価が高くてもストレスコントロールが上手にできるかは別なんです。


とはいえ、面接でストレス解消法について確認したところで、入社後のストレスコントロールが上手くできるかなんて、これもはっきりわからない。


ただ、上記5点の点数が同じ応募者がいる場合に、どちらを採用するかとなれば、ストレスコントロールが上手にできそうな回答をした応募者が有利になるように点数を調整します。


そういう意味で、ストレス解消法の確認理由は、上記5点の評価を補足するため、ということになるんです。


ちなみに、面接官としては、上記5点の点数が高いほどストレスをどうやってコントロールしているのかが気になります。


「この応募者いい感じじゃん♪」


と思ってるので、ストレス解消法についてもバッチリ回答してもらえると、


「よし、この応募者は採用したい!」


と思えるんですね。


逆に、ストレス解消法がイマイチな回答だと、


「あれ?」


って思ってしまいます。


それが理由に評価が大きく変わることはないですが、そういうものなんです。

模範的な回答例


面接_男性


では、面接ではどのように回答するのが模範的なのでしょうか。


結論を言えば、


基本的にはどんなストレス解消法でも良い。


です。


応募者からの回答としては、カラオケ、スポーツ、友達とのおしゃべり、睡眠、中途採用者なら子供と過ごす時間、などの回答が多いです。


運動系でも文化系でも、どちらでも構いません。


なかには、男性でも「お菓子づくり」と回答する応募者もいます。


でも全然オッケーなんです。


要は、面接の場で、「ちゃんとストレスコントロールができますよ」、というアピールして面接官を安心させてください。

注意したいこと


ただ、突っ込んで聞かれる場合もあるので嘘はやめておきましょう。


例えば、先ほどの例にあげた男性が「お菓子づくり」がストレス解消法と回答した場合

  • どのくらいのペースで作るんですか?

  • どういったところがストレス解消になるんですか?

  • 作ったお菓子は誰に食べさせるんですか?

  • 食べた人からはなんて言われますか?

  • いつ頃からお菓子づくりを始めたんですか?


と突っ込んで聞かれる場合があります。


面接もコミュニケーションの場ですから、面接官も興味がわけば、時間が許す範囲でいろいろと聞いてきます。


なので、まるっきり嘘だと面接官にはわかってしまうんです。


そこは気をつけましょう。


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毎日できるものじゃないとダメ?


就活情報サイトを見ていると、ストレス解消法は「毎日できるものじゃないとダメ」と書かれている場合があります。


例えば、「旅行」という回答の場合、旅行は毎日できるものではないので、回答としては良くない、というものです。


ストレスは毎日溜まるので、日々のストレスコントロールが重要なんだ!という観点ですね。


でも、はっきり言って毎日できるかどうかは関係ありません。


というのも、面接官だって応募者のストレス解消法を本気で信じてるわけではないからです。



特に新卒者の場合、社会人になってからのストレスなんて学生の比ではありません。


面接官も、応募者の現在のストレス解消法が、社会人になっても使えるものかどうかなんて気にしてないんです。


面接官は、応募者が適切にストレスコントロールできるという安心感が欲しいんです。


だから、どんなストレス解消法でも良いので面接官を安心させてあげることが必要です(^^)

ストレスは「ない」と答えるのはあり?


面接官をしていると、


「私はストレスが溜まらないので、特にストレス解消法もありません。」


と回答する応募者がたまにいてます。


そう正直に回答せずに、面接官を安心させてあげましょうよ。


面接官は、社会人になればストレスがかかる、という前提で質問しています。


応募者ならそれをどう解消するのかを聞いて安心したいんです。


それを、正面切って「ない」と言われてしまうと、


「面接という儀式の場での建前を承知してらっしゃいますか?」


という不安も含めて心配になってしまいます。


ストレス解消法の回答で減点することはないですが、同じような点数の応募者があると不利になるのは間違いないでしょう。

NGな回答例ってある?


面接_NG


さて、ここまでは基本的にストレス解消法はどんなものでも良いことを前提に話を進めてきました。


でも、一方で


  • 面接官は、応募者が適切にストレスコントロールできるという安心感が欲しい。

  • 面接という儀式の場での建前


  • という観点から、次のような回答例は控えておきましょう。

    ギャンブル

    少しでも金銭トラブルを抱える可能性のある社員は欲しくない、というのが面接官の本音です。

    面接という儀式の場でも「ギャンブル」は不適切です。

    完全にNGですね。

    お酒

    社会人の世界では、実際にはストレスコントロールとして大いに活用されてますが、一方で飲酒にともなうトラブルも存在します。

    面接官自身のことはさておき、新卒者がアルコールでストレス解消なんて、面接官としては「ん?」となっちゃいます。

    面接の回答例としては控えておくのが無難です。

    SNS

    ツイッターやブログにその日あったストレスを書き込んでストレス解消する人もいるでしょう。

    でも、面接官としては安心できません。

    会社での出来事をツイートされるんじゃないかっていう不安がよぎるからです。

    こちらも面接の回答例としては控えておきましょう。

    タバコ

    現実には多くの社会人がタバコを吸っていますのでNGとまでは言いません。

    が、有利に働くこともありません。

    それでもストレス解消法が見つからない!?


    それでもやっぱり、たいしてストレスも溜まらないし、ストレス解消法なんて実践してないよ、という人もいらっしゃるでしょう。


    そういう場合は、


  • もし、ストレスが溜まったとしたら自分なら何をするか?

  • 現に何気なくやってることが実はストレス解消法だったりしないか?


  • という観点から、この記事を参考にもう一度よく自分自身を振り返ってみましょう。



    >>>採用担当者の暴露ばなし、こちらからもどうぞ♪

    就活の面接で緊張しない方法を採用担当者が暴露【たった1つの秘策とは?】


    まとめ


    いかがだったでしょうか。


    就活面接に悩むあなたの参考になりましたか。


    現役面接官としてぶっちゃけすぎたかもしれませんが、少しでもあなたのお役に立てるようにと情報提供させてもらいました。


    就活面接でのストレス解消法の模範解答は、いかに面接官を安心させられるかです。


    その視点を忘れずに、面接の準備を進めてくださいね。


    くれぐれも嘘100%にはならないように(^_^;)


    面接に成功した暁にはご一報いただければ幸いです♪


    最後までお読みいただきありがとうございました。