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あ〜、就活の面接緊張するな〜!
なかなか慣れないんだよね
面接で緊張しない方法ってないのかな〜?
なんて、就活生なら誰しも悩みますよね。
あ、申し遅れましたが、私、某企業で4年間人事担当者として採用面接を担当しておりました。
いや、実に年間100名程度の面接を受けもってまして、もう、いろんな就活生の面接をさせていただいてたんですね。
そんな採用面接の鬼である私から、就活生の一番大きな悩み、そう、面接時の緊張についてお答えしていきたいと思います。
採用担当者のぶっちゃけ話もありますんでお楽しみに!
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目次
採用面接で緊張しないためのたった1つの方法とは?
あるんですよね、これさえやれば採用面接で緊張しないっていう方法が。4年間の面接官生活で体得した秘策中の秘策なんです。
くれぐれも悪用厳禁でお願いしますv( ̄∇ ̄)
どうしても緊張がほぐれない就活生
採用面接でカチコチに緊張して実力が出せない就活生、実際結構います。そんな彼たち彼女たちを見ていると、面接官としては、
「リラックスして実力出して〜!」
って心の底から応援したくなります。
これ本当ですよ。
面接する側は、普段のあなたの姿が見たいので、心からリラックスしてほしいと願ってるんです。
だから、ほら、実際面接が始まると、
たいがい導入としてアイスブレークがあることって多くないですか?
「緊張してますね〜、昨晩はあまり眠れなかった?」
「一度深呼吸してリラックスしてみましょうか?」
「朝ごはん(昼ごはん)しっかり食べてこられましたか?」
などなど、面接官ごとにアイスブレークのためのフレーズを用意してるんですよ^^
が、それでも大多数の就活生は緊張がほぐれない状態なのですが…
これまでの方法がうまくいかない理由
ところで、あなたは今までもいろいろと面接で緊張しないための方法を試してきませんでしたか?よくある就活本やネット記事によると、
- とにかく面接の場数を踏む
- 深呼吸して心を整える
- 緊張しないためのおまじないを唱える
- 面接官をカボチャと思う
などなど。
もしかしたら私、カボチャと思われてたかもしれません(;^_^A
面接官としてはカボチャと思われようが就活生がリラックスしてくれるならなんでもいいんです。
でも、実際はこれらの方法を試してもなかなかうまくいかなかったと思います。
むしろ、
場数を踏んでも緊張しちゃうから悩んでんの!
とか、
深呼吸しても緊張がほぐれないからサイト見てるのに!
なんて、全く期待に沿わない、とまでは言いませんが、イマイチ実践で使えない答えばかりだったかもしれません。
面接官をしてると、よくある「面接で緊張しない方法」が、実際の面接ではあまりうまくいかない理由がよくわかります。
それは、厳しいようですが、そもそも、あなたのなかに根本的な部分で間違いがあるからなんです。
根本的な部分での間違い。。。
もったいぶらずに一言で言いますね。
それは、
あなたの意識のベクトルが自分を向いている。
ってことなんです。
ここで、意識のベクトルが自分を向いてることが何か説明します。
少し面接の場で緊張してる自分自身を想像してもらっていいですか?
・
・
・
おそらく、こんなことを考えてると思います。
- 顔が赤くなったらどうしよう
- 覚えて来た想定問答が飛んでしまったらどうしよう
- 想定問答と違う質問がきたらどうしよう
- 声が震えたらどうしよう
- 手足が震え出したらどうしよう
これって、何か気がつきません?
全て「どうしよう」、「どうしよう」の連発です。
もちろん「どうしよう」の主語は「私」です。
「私、どうしよう」のオンパレードなんです。
このことを、
意識のベクトルが自分を向いている
と、この記事では考えているんです。
意識のベクトルが自分に向けば向くほど、
あなたの頭の中は自分のことしか見えなくなってしまいます。
そして余裕がなくなり、ますます緊張してしまうんです。
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面接で緊張しないための具体的方法
とすると、面接で緊張しないためには、意識の方向を変えてあげる
ってことが必要になります。
つまり、
面接の相手である面接官のことを考えてみましょう
ってことです。
就活面接の場を営業にたとえてみれば、
自分という商品を、面接官に買ってもらうための売り込みの場です。
つまりあなたはあなた自身を売り込む営業マン(セールスレディー)です。
お客さんにしてみれば、商品を売り込みにやってきた営業マンが、
「この商品(私)が売れなかったらどうしよう」
「営業マン(私)なのに足が震えてるって思われたらどうしよう」
なんて、自分のことばかり考えていたとしたら困惑しちゃいますよね。
営業マンとしての売り上げが良いかどうかは別として、営業マンである以上は、
まず、お客さんの立場から、お客さんが求めているものを考えることから始める
ということが鉄則です。
あなたが営業経験のない就活生であったとしても難しくない想像だと思います。
それはつまり、営業マンの基本は、
意識のベクトルを相手に向ける
ってことなんです。
このことを、面接の場面に当てはめてみてください。
この記事の冒頭でお伝えしたように、
面接官は普段のあなたが知りたい
と思ってます。
普段のあなたとコミュニケーションをとることであなたの商品価値を測りたいと思っています。
緊張でカチコチになってうまく喋ることができないあなたとコミュニケーションしたいのではありません。
また、学校の進路指導や面接対策本で覚えてきた、紋切り型の志望動機を聞きたいわけでもありません。
普段のあなたと自然なコミュニケーションがしたいんです。
そういうふうに面接官の思考を想像して、意識のベクトルを少しでも面接官に向けてみると、いろんなことがわかってきます。
例えば、
- 私だけじゃなく他の就活生も含めて1日面接しどおしなんて大変だな
- この短い時間だけど、面接官にもいい時間を過ごしてもらいたいな
- まずは、面接官に聞かれてることにしっかり答えてコミュニケーションできたらいいな
などなど。
意識のベクトルが変わると「私」の存在が小さくなります。
その反対に面接官の存在が大きくなっていきます。
その分だけ緊張する意識のスペースもなくなります。
これが、巷に流れるテクニックとは違う、根本的な部分の修正による、私なりの面接で緊張しない方法なんです。
でも、これって営業マンのいろはである前に、人と人とのコミュニケーションにとって当たり前のことですよね?
そういう意味では、難しく考える必要はありません。
ベタにいうと、
面接官と楽しい時間を過ごすことを考えよう♪
ってことなんです(*´罒`*)
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面接官の本音
面接官の本音として2つ紹介させてください。- 面接官だって緊張してる
- 面接官の苦労…そして面接の評価
面接官だって緊張してる
緊張で悩んでいる就活生のあなた、面接の場で緊張してるのは就活生だけだって思ってません?
ホントはこんなことあんまり言いたくないんですが、実は面接官だって緊張してるんです(;^_^A
面接官を初めてやるときは私もかなり緊張しました。
面接官をやるようになって4年たっても、1日の初めの面接のときは、やっぱり多少は緊張します。
面接は普通複数人の面接官で対応しますが、面接官の緊張について仲間内で話したことはありません。
でも、あるとき、面接官の1人が横から見ててもわかるくらいに緊張してる場面に遭遇したことがあります。
「いやいや、面接するほうが緊張しすぎでしょ!」
って思わず言ってしまいそうになるくらい。
で、こっちが聞いててもその面接官の質問内容の意味が全くわからないんですよ。
汗をふきふき、一生懸命質問してるのですが、自分でも何を質問してるのかわからなくなってたと思います。
その時の就活生は上手に応えてたのでことなきをえましたが…
っていうほど緊張する面接官もいるぐらいなんです。
ちなみに、私の場合、ある時、まさに意識のベクトルを自分から目の前の就活生に向けることによって、緊張はほぼ感じなくなりました。
- 目の前の就活生がどうしたら力を出せるような質問ができるだろう
- どうしたらリラックスさせてあげられるだろう
- どうしたらこの短い面接時間をお互いにとっていい時間にできるだろう(もちろん合否とは別の話です。)
という感じです。
こうやって私自身も面接の場での緊張をほとんどなくすことができたので、意識のベクトルを変えて緊張しなくなる方法は自信をもって紹介することができます。
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面接官の苦労…そして面接の評価
先にも触れたように、少なくとも私の会社では、面接官は朝から晩までずっと面接やってます。数日にまたがることもあります。
だから正直ものすごく疲れます。
しかも、ほとんどの就活生が覚えてきた志望動機をロボットみたく、みな同じように答えます。
なので、疲れてるなか、自分の言葉でちゃんとコミュニケーションできる就活生に出会うと、自ずと評価は高くなっちゃいます。
だから、
覚えてきたことを忘れたらどうしようなんて心配は不要です。
想定外の質問が来たらどうしようなんて心配も不要です。
もちろん、事前にしっかり準備することは大事ですが、だからこそ、いらぬ心配はせず、本番では意識のベクトルを面接官に向けて、コミュニケーションを楽しんでみてください。
そうすると、緊張もしないし、評価もグンと高くなります。
おそらく、どんな会社であってもベースはそうだと思います。
>>>採用担当者がこっそり教える情報、こちらでも提供しています♪
まとめ
いかがでしたか?面接で緊張しない「たった1つの秘策」は参考になったでしょうか。
正直、赤裸々に語りすぎたので若干焦ってます。
でも、なんとかあなたに本当の力を存分に発揮してもらいたくて思いっきりぶっちゃけました(*^□^)
この記事でひとりでも多く、希望する会社に就職することができることを願っています。
この方法で合格したら報告くださいね〜〜^^
心から応援してます♪
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。