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子供もついに小学生。
「そろそろお小遣いを渡す時期かしら…」
と考える親は多いですよね。
だけど、お金はとても大切なもの。
渡し過ぎは良くないし、かといって少なすぎてもどうなのか…。
他所は他所、うちはうちと言いますが、
やっぱり平均や渡し方については気になるところですよね。
また、せっかくお小遣いを渡すならば、
この機会を通してお金の上手な使い道を教えたいものです。
そこで、現在小学4年生の娘をもつ私が、
我が家のお小遣い制度やママ友から聞いたリアルな話をもとに、
小学生のお小遣いの平均と渡し方をご紹介♪
子供にお金の上手な使い道を教える方法も一緒に解説します!
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目次
小学生のお小遣いの平均や渡し方は?
まずは気になるのが、小学生のお小遣いの平均ですよね。我が子と同年代のお友達はどれだけ貰っているのかを知って、
できれば平均にあった適切な金額を渡したいものです。
そこで、小学生のお小遣いの平均について調べてみました!
小学生のお小遣いの平均はどれくらい?
こどもチャレンジでお馴染みのベネッセコーポレーションが2014年に行った小学生のお小遣いについての調査がありました。
小学生のお小遣いの平均は、なんと0円!
正確に言うと、お小遣いを渡していない家庭の方が多かったのです。
子供に定期的にお小遣いを渡している家庭の割合
小学1年生:10.5%
小学2年生:11.1%
小学3年生:20.3%
小学4年生:33.0%
小学5年生:35.7%
小学6年生:46.2%
出典:http://benesse.jp/kyouiku/201406/20140605-2.html
小学1年生:10.5%
小学2年生:11.1%
小学3年生:20.3%
小学4年生:33.0%
小学5年生:35.7%
小学6年生:46.2%
出典:http://benesse.jp/kyouiku/201406/20140605-2.html
たしかに、小学生低学年の頃は、
お小遣いの話題が出ても
「まだ渡していない」
という親が多かったです。
では、渡している家庭のお小遣いの金額はどうなのでしょうか。
同調査では、小学5年生までは500円前後、
小学6年生でも823円だったんです。
意外に少ない…と、私は思いました。
でも、最近の子供は私の子供時代よりもよっぽど物を持っている!
どうやら、お小遣い制にはせず、
必要な物、欲しい物が子供にできたら、
その都度親の判断で購入を決めている家庭が多いようです。
ちなみに、我が家は娘が小学1年生の時は500円でした。
小学2年生から、女の子向けの月刊誌を欲しがるようになり、
500円では購入できなかったので700円にアップ!
今はその月刊誌を買っていませんが、金額は700円のままです。
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家庭によって千差万別!お小遣いの渡し方
お小遣いの渡し方には決まりがありません。家庭によって色々な形があるようです。
どんな渡し方があるかというと…
- 毎月金額を決めて渡す
- ご褒美制でお小遣いを渡す
- 必要な時その都度相談して渡す
大きく分けると、この3つに分けられます。
それでは、お小遣いの渡し方について、
詳しく解説していきましょう。
毎月金額を決めてあげる
最もスタンダードなお小遣いの渡し方が、月極め制。毎月のお小遣いの金額を決めて、月の初めに渡します。
我が家もこの方法です。
1ヶ月単位だと、小学生でも計画が立てやすいのがメリット。
娘が欲しい雑誌は月刊誌で、
これを基本にお金の使い道を考えているようです。
また、小学生がお金を使う機会は案外少ないので、
1ヶ月というのがとても丁度良い期間なんですよね。
家庭によっては「毎日10円」とか、1週間単位の場合もあります。
私のママ友の家庭では、
お正月のお年玉の一部を子供に渡し、
それを1年分のお小遣いという扱いにしているそうです。
これはなかなか高度なこと!
でも、しっかりした金銭感覚が身に付きそうですね(*^-^*)
ご褒美制でお小遣いをあげる
お小遣いをあえてご褒美制にする家庭もあります。お手伝いをしたらいくら。
テストで何点以上とったらいくら。
そうやって、親が金額を決めて、
お小遣いを目当てに子供に頑張らせようという作戦です。
この方法には賛否両論があるようです。
「お金目当てでしか動かなくなる!」
「子供のモチベーションが上がって良い!」
どちらも正解なのかもしれませんね。
お小遣いの渡し方は、小学生になった我が子の性格を見極めて、
工夫をするのが良いのかもしれません。
必要な時その都度相談してあげる
先ほどの調査結果では、小学生の子供にお小遣いを上げていない家庭が多数派でした。
しかし、厳密にいえば、
毎月決まった金額を渡していないだけで、
子供に必要な時、一緒にお買い物に行くか、
その都度相談して必要な金額だけを渡しているのだと思います。
それを「お小遣い」として定義するかどうかは家庭次第ということです。
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お小遣いの金額はどう決めれば良い?
お小遣いをあげると決めたら、次は「いくら渡せばよいのか」という問題が出てきますよね。
お小遣いの金額の決め方は、
大きく分けると2つあるようです。
- 親が平均を見ながら金額を決める
- 親子で相談して決める
我が家の場合、最初は平均を見ながら私が金額を決めました。
その後、娘に買いたいものができたので、
相談して金額を変更しました。
お小遣いは子供が自由に使って良いお金として扱うので、
相談して決めるよりも、親が決めることが多いようです。
ママ友と子供のお小遣いについて話すことがあるのですが、
普段はお小遣いの範囲でやりくりさせて、
どうしても子供に欲しいものができた場合は、
特別に親が購入するか、
誕生日やクリスマスプレゼントまで待たせるという人が多かったです。
特に子供がDSなどのゲーム機を持っていて、
友達とゲームで良く遊ぶ場合。
お小遣いの範囲でゲームソフトが買えないので、
お小遣い制を導入していなかったり、
金額が高いものは特別枠だったりと、
家庭によって工夫をしているようですね。
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お金の上手な使い道を賢く教える3つの方法
小学生にお小遣いを渡すのには、「お金の使い方を覚えて欲しい」
「金銭感覚を養いたい」
「お金を計画的に使えるようになってほしい」
という目的があります。
私もそうです。
だけど、ただお小遣いを渡すだけで、
勝手に子供がお金の上手な使い道を学んでくれるわけではありません。
何せ小学1年生だと、
算数ではまだ「1+1=2」とかやってる段階です。
僅か数百円のお小遣いでも、
子供にとってはどれくらいの価値があるのか、
貯め続けるとどれくらいでどの金額になるのか、
イメージするのが難しいものなのです。
ですので、子供にお金の上手な使い道を賢く教えるには、
少しばかりの工夫が必要です。
- まずは好きに使わせてみる
- 欲しいものを一緒に考えて計画を立てる
- お小遣い帳を使わせる
このように、親が少しばかりの工夫をしてあげれば、
子供のお金に対する意識は自然と高まります。
それでは、その方法について1つずつ解説していきますね。
まずは好きに使わせてみる
お小遣いの渡し始め、まずは子供の好きにお金を使わせてみましょう。
親が買うものを指定するおつかいとは全く違い、
子供にとって、
「自分が買うものを決めて自分のお小遣いで買う」
という初めての経験を、まずさせてみるんです。
何事も実際に経験してみることが大事!
「ええ!?そんなものを買うの!?」(;゚Д゚)
と思っても、最初はグッと飲み込んで見守ってみましょう。
意見を言うのは、子供の好きにさせてからです。
私の娘が小学生1年生の時、
毎月500円のお小遣いを渡していました。
娘が初めてのお小遣いで何を買ったのか、忘れもしません。
ある日、家族でショッピングモールに行った時、
その1日で500円ほぼ全て使い切ってしまったのです!
内訳はコチラ↓↓↓
なんと、パパにジュースを奢るという行動に出たんです(;^_^A
毎月500円のお小遣いを渡していました。
娘が初めてのお小遣いで何を買ったのか、忘れもしません。
ある日、家族でショッピングモールに行った時、
その1日で500円ほぼ全て使い切ってしまったのです!
内訳はコチラ↓↓↓
- アイカツ!のゲーム2回
- 娘本人とパパのジュース
- 残った数十円で駄菓子
なんと、パパにジュースを奢るという行動に出たんです(;^_^A
初めてのお小遣い、
娘はとにかく「実際に使ってみたい」と思ったのでしょう。
かなり慎重で真面目な娘だったので、
お金の豪快な使い道にビックリしました。
この日、私は、
「お金はとても大切なもの。
簡単に人におごってはいけない。
喜んで欲しくての行動でも、
お金を簡単に人にあげると、トラブルになることがある。
今回はパパだから良かったけど、
お友達とかには絶対にお金を渡してはダメ。
せっかくお友達になれたのに、
お金を渡すことで友情が壊れることもあるから」
簡単に人におごってはいけない。
喜んで欲しくての行動でも、
お金を簡単に人にあげると、トラブルになることがある。
今回はパパだから良かったけど、
お友達とかには絶対にお金を渡してはダメ。
せっかくお友達になれたのに、
お金を渡すことで友情が壊れることもあるから」
ということも教えました。
実際に経験させた後だからこそ、
私の言葉は娘の心に残ったようです。
私も、こんなことがなければ、
小学1年生の娘に
「奢ること」
というテーマについて、きっと話す機会はなかったことでしょう。
その後、お小遣いでパパに奢ることは一切なくなりました(;^_^A
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欲しいものを一緒に考えて計画を立てる
小学生の算数の授業に合わせていくと、子供が数千円単位での計算ができるようになるまでかなりの時間を要します。
消費税が外税で、それを計算するとなったらもっと先です。
だから、子供の欲しいものがちょっと高額だった場合、
親も一緒に「本当にそれが必要か」を考え、
お小遣いで買いたいという結論が出たら、
一緒に計画を立ててあげましょう。
特に低学年のうちは、
お小遣いを通して、親子でお金について話し合うことが大切です。
そのような機会が多ければ多いほど、
子供はお金の上手な使い道を自然と身につけていきます。
我が家の場合、娘はあまり大物を欲しがりません。
誕生日やクリスマスのプレゼントで充分間に合っているようです。
その代わり、割とこまごまとしたものを欲しがります。
その代表が、前述した月刊誌です。
小学3年生頃から少女漫画にハマり出し、
毎月「ちゃお」を購入しています。
単行本も買い始めるようになりました。
アイカツのゲームも未だにしています。
自分の中でやりくりをしていますが、
時々「それで来月号買えるの?」などと確認を入れ、
遣い方についてアドバイスをするようにしています。
娘は私の想像を裏切り、結構刹那的な使い道をするので、
テレビCMを見ながら、
「可愛い~!こういうの欲しい!」
とか言った時に、お金を計画的に貯めれば買えることを教えています。
お小遣い帳を使わせる
小学生低学年の内はちょっと難しいですが、
高学年に入ったら、お小遣い帳を使わせるのはとても良いことです。
たった数百円でも、毎月お金を使い続けていると、
何にいくら使ったのかを把握できなくなるんですよね。
だけど、お小遣い帳を使うことで、
お金の使い道を見直すことができます。
なんでも記録することは大切で、
見直すことで、新たなお金の使い道を考えられるようになるんですよ。
「あれ?思った以上に使っちゃったな」とか、
「この分を貯めれば、好きなものが買えるぞ」とか。
お小遣い帳は買い与えても良いですし、
パソコンのエクセルで作って一緒にパソコンを覚えたり、
スマホのお小遣いアプリを使ったりするのもおススメです。
私の娘も4年生からお小遣い帳を始めました。
可愛い物好きの娘に可愛いキャラクターのお小遣い帳をあげたら、
嬉しそうにメモっていますよ(*^-^*)
まとめ
小学生のお小遣い、平均は思ったより低い金額でした。しかも、お小遣いを渡していない家庭の方が多数派だったんです。
思えば自分が子供の頃、
お小遣いを貰っても使う機会は少なかったし、
遣い方の選択肢も今よりずっと少なかったと思います。
しかし、現代の子供は違いますよね。
小学生向けのゲームも増えたし、
インターネットを見れば、
子供が欲しいものはいくらでもあります。
だからこそ、実際にお金を使う経験って大切だと思うんです。
お小遣いの渡し方を工夫して、
実際に一緒に考えたり経験させたりしながら、
子供にはお金の上手な使い道を覚えて欲しいなと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。