広告



「どんな本読んだらいいか全然わからへんねん」


とは読書感想文の本選びに悩んでる中学生のおいっ子の言葉だ。


学校の推薦図書には興味がわかないらしい。


別記事の小学生のための読書感想文の本の選び方でも紹介したように、子育て中に子供の宿題の面倒を見るようになってから、むかし苦手だった読書感想文が一気に得意になってしまったおじの私としては、かつて苦手だっただけに、おいっ子の悩みはよくわかる。


もちろん、今では子育て中の学びのおかげで、読書感想文の書き方も本の選び方もバッチリなのだが。


436922a74da6726e4e6a8858fa4e2c7b_s


そんな事情を知ってか知らずか、おいっ子は幸運にも読書感想文マスターの私に本の選び方を聞いてきたのだ。



そこで私は、中学生のおいっ子に読書感想文のための本の選び方の秘策を手とり足とり教えてあげた。



夏休みの終わりには、

「おじさん、ありがとう!」

とおいっ子が泣いてよろこんだのは言うまでもない。



読書感想文を書くための本の選び方の秘策。



それはどんなものなのか。


せっかくなので、おいと同じように、またかつての私と同じように、読書感想文の本選びに悩むあなたに提供したいと思う。

それではさっそく解説していこう。

広告


読書感想文の本の選び方【中学生編】

読書感想文のための本選びで一番大切なポイントを最初に伝えよう。


それは、


あなたの興味、関心が向く本を選ぶこと


それに尽きる。



理由は2つある。


1つめの理由は、あなたの興味・関心が向かないのに、読書感想文の書きやすさなどでその本を選んだような場合、そもそも、その本を最後まで読み通すことが難しい。


最後まで読み通せないような本について読書感想文を書く気持ちは湧いてこない。



それから、2つめの理由は、読書感想文の書き方とも関連する。


別記事の中学生のための読書感想文の書き方でも紹介しているが、読書感想文を書く目的は、


本から感じたことをあなたの生活で実際にどう活かすかを考えて文字にして伝えること


にある。



だから、読書感想文を書くためには、何かを感じられるような本を選んだ方がいい。


「おもしろくなかった」というような薄っぺらな感じ方ではなく、本から感じた何かをあなたの普段の生活を省みて活かしていきたいと思えるような感じ方だ。


そして、読書を通じて何かを感じるということは、あなたの気持ちが動かされるということだ。


あなたの気持ちを動かそうと思えば、あなたの興味・関心(=気持ち)が向いている本を選ぶことが一番いいということになる。



以上の2つが理由となり、読書感想文のための本を選びは、あなたの興味、関心が向く本を選ぶことをオススメする、ということになるわけだ。



ただ、「あなたの興味・関心が向く本を選ぶこと」と言われても、まだ漠然としていて、実際にはどんな本を選んでいいのかわからない、ということになるかもしれない。


そこで、次に、あなたの気持ちを整理しながら、あなたの興味・関心が向く本の選び方について紹介したいと思う。

広告


興味関心が向く本の選び方

まずは、あなた自身の興味関心を整理するために、次のような質問を自分に投げかけてみるといい。


  • 好きなことや夢中で取り組んでいることは何か
  • これまでの体験で心に残っていることは何か
  • 頑張って取り組んでいることは何か
  • 興味関心を持っていることは何か
  • 将来やってみたいことは何か


これらの質問はあなたの興味関心を知るためのものなので、全部を確認する必要はない。


どれか1つでも当てはまるものがあれば、とりあえず次のステップに進めばいい。


その点だけ注意して、肩に力を入れずに楽に考えてみてほしい。
好きなことや夢中で取り組んでいること
例えば、今あなたは中学生だから、クラブ活動に熱中してるということはないだろうか?


サッカー、野球、テニス、バレーボール、バスケットボール、陸上、卓球などのスポーツ系。

ブラスバンド、演劇、新聞、茶道、書道などの文化系。


あるいは、クラブ活動ではなくても、仲間内でバンドを組んだりしてないだろうか。

クラブやバンドなど、仲間とやるものでなくても、一人でできる音楽、映画、鉄道、写真、釣りなどに熱中していても構わない。

とにかく、今のあなたが大好きだと言えるものはなんだろうか?
これまでの体験で心に残っていること
あるいは、これまでの経験で強烈なものはなかっただろうか?


  • 何かの賞で入選した
  • 親友が仕事の関係で遠くへ引っ越してしまった
  • 親友に裏切られた
  • 初めて家族で海外に行った
  • 飼っていたペットが死んだ
  • 大好きだったおばあちゃんが亡くなった


など、良いことも悪いことも含めて、これまでの経験上心に残っているものはあるだろう。
頑張って取り組んでいること
最初の、好きなことや夢中で取り組んでいること、という質問と重なる部分もあるので、ここでは、そこまで好きじゃないけれど頑張って取り組んでいるものは何か、という質問と理解して考えてみよう。

  • 受験勉強を頑張っている
  • 生徒会活動を頑張っている
  • ボランティア活動を頑張っている
  • 家業の手伝いを頑張っている
  • 友達に勉強を教えることを頑張っている


など、自分の中で頑張ってるな、と思えるためにもある程度続けて頑張っているものからえらんでみよう。

広告


興味関心を持っていること
この質問も最初の質問とかぶることがあるかもしれない。


ここでは、現在進行形で取り組んでいるわけではないけれど、すぐにでも取り組みたいと思っているものや、いろいろリサーチしてから取り組もうと思っているものがないかを考えてみよう。


  • 何か音楽を始めようと思っている
  • 写真を始めようと思っている
  • 釣りを始めようと思っている
  • 新しいスポーツを始めようと思っている


少しでも興味がわいたり、関心があるものを整理してみよう。
将来やってみたいこと
こちらは直前の質問(興味関心を持っているもの)とかぶる部分があるが、ここでは少し遠い将来、という観点から考えてみよう。


  • 大学で勉強したい分野は何か
  • 就きたい職業は何か
  • 行ってみたい国はどこか
  • 住んでみたい場所はどこか
  • 乗ってみたい車・バイクは何か
  • やってみたいアルバイトは何か


自分にした質問を考えているとワクワクしてくることがあるかもしれない。


それこそがあなたが心から興味関心をもっていることなので、そういう心の動きをキャッチしていろいろと考えてみてほしい。

広告


具体的な選び方

自分自身に質問を投げかけて分析した結果、どんなことに興味関心があることがわかっただろう。

  • やっぱり今の部活?
  • 将来の職業?
  • 大学で勉強したい分野?


いくつか出てきても全く問題ない。


むしろそれはあなたがいろんなことに興味関心があっていろんな可能性を秘めている、ということになるからだ。



ではいよいよそこから読書感想文を書くための本を絞り込んでいこう。


それには、ネットを使って絞り込むのが一番だ。

具体的にいうと、


  • googleやyahooの検索エンジン
  • Amazon

で、

「中学生 本 〇〇(あなたのの興味関心の対象)」

を検索キーワードとして入力する。



例えば、あなたが今一番関心を持っているとが、

野球が上手くなりたい!

ということだったら、


グーグルやヤフーの検索エンジン、Amazonに、

「中学生 本 野球」

と、


サッカーに強い関心があるなら、

「中学生 本 サッカー」

と、


最近は、宇宙のことや物理のことに興味を持ち出したなら、

「中学生 本 宇宙」

「中学生 本 物理」

と入力してみる。


すると、ある程度必要な情報に絞られつつ、十分な情報が得られるだろう。


  • 小説
  • 伝記もの
  • 自伝もの(現役プレーヤーや科学者の自伝だってある)
  • 感動系の本
  • 本の書評(カスタマーレビューを含む)



などだ。



特に、googleやyahoo!で面白そうだなと思った本の題名をAmazonで検索するとカスタマーレビューが見られるので、レビューを見ながら、あなたが興味をもてそうなものかどうか候補となる本をピックアップするといい。


ただ、気に入った本があったとしても、ここではまだ本を買うのはやめておこう。

お金を払わずとも読むことができる方法から先に試すといい。

広告


図書館での貸出・書店・ネットでの購入

お金を払わずに本を読む方法というのは、当たり前だが、図書館での貸出である。


今では、


図書館のネット蔵書検索・予約


が充実しているので、まずはそこで読んだみたい本を借りることができるか確認してみよう。



読みたいと思った本を購入するのは、図書館に蔵書がなかったり、貸出予約がずっと先まで埋まっていることを確認してからでも遅くはない。


さらには、本屋さんでお目当の本を探してみて、内容が面白かったら購入するというのも手だ。

立ち読みで実際に面白いか、最後まで読めそうかの確認ができるので、買った後に「実は面白くなかった」という後悔は少なくなる。


ここは家庭の事情にもよるので無理にとは言わないが、そういう方法もあることは選択肢として意識しておこう。

広告


読書感想文が書きやすいオススメの本

このようにして、おじである私から読書感想文の本選びの手ほどきを受けたおいっ子は、さっそく自分でネット検索しながら見事お目当の本を選び出した。


その時彼が選んだ本がすごく読書感想文が書きやすかったらしいので、最後に1冊紹介しておこう。


彼自身が中学生のサッカー小僧のため、サッカーを題材にした小説なら読めると考えてこの1冊を選んだらしい。


●『銀河のワールドカップ』(川端裕人著)




NHKでアニメ放送された「銀河へキックオフ!!」の原作小説。

おいの話によると、おいの世代と同じように、体の成長とか、どうしたらサッカーが上手くなるかとか、親のこととかがリアルに描かれている、とのことだ。

また、実際にサッカーを見ているような肉体の躍動感とか息遣いもリアルで、小説の世界にグッと引き込まれるのも魅力の一つらしい。

そうした、リアルな描写とおいっ子の置かれた現実とが比較しやすく、読書感想文も書きやすかったとのことだ。


ネットでも男女問わず、中学生世代には読書感想文を書くためのオススメの本として紹介されている。


あなたがスポーツをやっていて本選びに迷っているなら、この1冊を手にしてみるのもいいかもしれない。

まとめ

こうして、おいっ子は、無事読書感想文の宿題を完成させることができた。


自分の興味関心に沿った本をうまく選ぶことができたのが大きな要因だ。


ぜひあなたにも、この夏、この記事で紹介した秘策を用いて本選びを実践し、今年の夏休みの読書感想文の宿題は楽々クリアして欲しい。


健闘を祈る。

広告