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赤ちゃんが2~3ヶ月の頃は育児疲れピークの時。
それなのに、新生児の時と違って、
なんだか赤ちゃんがなかなか寝てくれなくなる時期でもあるんですよね。
首座り前の時期は赤ちゃんもソワソワするのか、
「赤ちゃんが寝ない…」(;´Д`)
という嘆きを良く聞きます。
私の子供たちも、思い返せば2~3ヶ月の頃は、
やっと寝かせたと思ったらすぐ起きたりして、
一番寝かしつけに苦労した時期だったかもしれません。
そこで、2ヶ月から3ヶ月頃の赤ちゃんを寝かしつけるコツを、
私の実体験を振り返りながらお伝えたいと思います♪
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赤ちゃんを寝かしつけるコツは?【2ヶ月〜3ヶ月編】
赤ちゃんも2~3ヶ月頃になると少しずつ体力がついてきます。だけど、まだ首が座るか座らないかの時期なので、
たくさん体を動かして疲れるということもあまりありません。
その為、この時期に寝かしつけに苦労することが増えるんですよね。
また、人間本来の体内時計は25時間と言われていて、
起きている時間が徐々に増えるこの時期に、
赤ちゃんがすっかり昼夜逆転していることも多いです。
寝かしつけるのに苦労する上に、
夜になると赤ちゃんの目がランラン(。◕ˇдˇ◕。)
これじゃぁ母親の体が参ってしまいますよね…。
なるべく赤ちゃんには夜まとまって寝てもらい、
且つ、寝かしつけをスムーズにするためには、
一体どんなことに気をつければ良いのでしょう?
寝かしつけのキーワードは【生活リズム】
新生児の頃は、寝る⇒授乳⇒おむつ替え⇒寝る…
のサイクルを昼夜関係なく繰り返していた赤ちゃんも、
2ヶ月から3ヶ月頃になると、
少しずつ起きている時間が増えてきます。
この時期赤ちゃんの平均睡眠時間は、
13~14時間と言われているんです。
睡眠時間の減少は体力がついてくる証拠で成長の証なのですが、
起きている時間が夜増える昼夜逆転状態になってしまうと、
育児がとってもしんどくなってしまいます。
そのため、この時期の赤ちゃんの寝かしつけは、
眠そうだから寝かせるだけではダメなんです。
多くの赤ちゃんが昼夜の区別がつくと言われる4ヶ月までに
生活リズムを整えることを目標としましょう。
2ヶ月から3ヶ月の赤ちゃんは、
意識的に昼は起きている時間を増やし、
夜は落ち着いて眠れる環境づくりが大切です。
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2~3カ月の赤ちゃんを寝かしつける9つのコツ
2ヶ月から3ヶ月の赤ちゃんの生活リズムを整えつつ寝かしつけをスムーズに行うコツは、
1日の流れを作りながら、
眠くなるように持っていくという考え方が基本となります。
具体的なコツは以下の通りです。
- 朝は決まった時間に部屋を明るくする
- 無理のない程度にお散歩して適度に疲れさせる
- 「ちょっと眠い」位で寝かしつけようとしない
- 必殺技おっぱいが通用するうちは大いに使う
- 抱っこ紐、おくるみなど便利アイテムも大いに使う
- イライラしないように「ながら寝かしつけ」をする
- 夕方からは寝ていても授乳とお風呂のリズムは固定
- どんなに目がパッチリでも決まった時間に暗い寝室へ移動
- 夜の寝かしつけは休憩時間だと認識する
この時期の赤ちゃんを上手に寝かしつけるためには、
時には赤ちゃんに「起きていただく」ということも大切なんですよ(^_-)-☆
それでは、1つずつ詳しく解説していきますね♪
朝は決まった時間に部屋を明るくする

「え!?寝かしつけのコツなのに、いきなり朝の話?」(; ・`д・´)
と思った方もいるかもしれませんね。
だけど、朝の光を浴びることは、
生活リズムを作る基本中の基本なんですよ。
朝は決まった時間にカーテンや雨戸を開けて
寝室に自然光を入れてください。
赤ちゃんは部屋が明るくなっても寝ているかもしれませんが、
特に起こさなくて大丈夫です。
朝の太陽光には体内時計をリセットする力があります。
眠っていても赤ちゃんにはきちんと光が届いていて、
毎日繰り返すことで少しずつ効果が出てきます。
朝自然とさわやかに起きるようになり、
日中起きている時間が増えれば、
夜は自然と眠くなって
結果的に夜の寝かしつけが楽になります。
我が家の第二子である息子は、
第一子の娘が年長の時に生まれました。
そのため、息子が寝ていようが寝ていまいが、
私は朝決まった時間に起きて娘を幼稚園に連れて行かないといけません。
すごく自然な流れで息子は朝の光を浴びることとなり、
日中はバタバタでゆっくり寝てもいられず、
結果、夜は眠くて眠くてたまらずバタンキュー状態でした(*^-^*)
そして、まだ新生児の時期から、
起床と就寝の時間が娘とほぼ同じというミラクルを起こしたのです☆
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無理のない程度にお散歩して適度に疲れさせる
全く疲れていない日って大人でも寝つきが悪いですよね。それは赤ちゃんも同じです。
スムーズに寝かしつけをするためには、
赤ちゃんが「眠いなぁ」と感じる程度に体力を消耗することが大切。
でも、2~3ヶ月の赤ちゃんはまだ運動もできませんよね。
そこでオススメなのがお散歩です。
陽気の良い時間帯を狙って、
ベビーカーや抱っこ紐で赤ちゃんとお散歩をしましょう。
外の世界は刺激がいっぱいで、
外気にあたるだけでも赤ちゃんは適度に疲れます。
また、日の光を浴びることで、
夜に良質な睡眠をするために必要なメラトニンの分泌を促します。
適度な疲れでお昼寝がスムーズに、
そして睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌もバッチリで、
夜の睡眠もスムーズになるんですよ(*^□^)
「ちょっと眠い」位で寝かしつけようとしない
「あ!赤ちゃんが眠そう…。寝かせなきゃ!」と、赤ちゃんの睡眠欲を満たしてあげたくなるのが母親です。
でも、2ヶ月から3ヶ月頃になったら、
ちょっと眠そうな位で寝かしつけをしない方が、
結果的にスムーズな寝かしつけに繋がることが増えるんですよ。
その理由は、体力がついてきた赤ちゃんは、
ちょっと眠いくらいならば、頑張って起きていられるようになるから。
少し眠そうなくらいで寝かしつけを始めても、
赤ちゃんが頑張ってしまい
眠そうなのに寝ないという事態に陥ることがあるんです。
なので、ちょい眠そうな時こそ、
「まだまだ寝かせないわよ~!」(∩´∀`)∩
と、赤ちゃんと遊んであげちゃいましょう!
あるいは、気付かないふりをして家事をするというのも良い方法です。
第一子と違い、第二子は眠い時に眠れるとは限りません。
うちの息子も、眠そうなのに姉の幼稚園に行く時間になったり、
寝ているのに叩き起こされてお迎えに行ったりしていました。
眠い時に眠れない息子はちょっと気の毒でしたが、
「勝手に寝る」というミラクルを何度か起こしたんです。
上の子の時にはありえない現象でした。
赤ちゃんも、究極に眠いといつかは眠りに落ちるんですね~。
上手に寝かしつけをするためには、赤ちゃんの方から
「もう寝かせてください」
と、懇願したくなるような状況を作るのがコツです。
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必殺技おっぱいが通用するうちは大いに使う
私は第一子がミルク育児、第二子は混合育児でした。第二子の息子は、
「私の母乳には睡眠成分でも入っているのか…?」
と思う位、おっぱいを飲みながらすぐ寝ちゃう赤ちゃんでした。
なので、眠そうになったらとりあえずおっぱいでした。
第一子の娘はミルク育児で、
ミルクを飲みながら寝てくれたのは本当に最初の頃だけ。
そのため、基本抱っこでの寝かしつけだったので、
母乳ってすごく楽…!と感動したものです。
おっぱいを飲みながら眠ってくれる赤ちゃんって多いですよね。
この必殺技が通用するうちは、
どんどん活用しちゃいましょう!
「おっぱいなしでは眠れなくなるんじゃないか…」
という不安を感じる方もいるかもしれませんが、
2~3ヶ月の内は特に気にする必要はありません。
抱っこ紐、おくるみなど便利アイテムも大いに使う

ミルク育児や飲みながら眠らないタイプの赤ちゃんの場合は、
ひたすら抱っこの寝かしつけになりますよね。
私も娘の時がそうでした。
でも、2~3ヶ月頃の赤ちゃんは手足をバタバタ動かせるようになり、
しかも寝ぐずりがあると、暴れて抱っこするのも一苦労です。
赤ちゃんは自分で手足を動かして上手に眠れず、
ママは悪戦苦闘しながらの長時間の抱っこでヘトヘト。
これでは体力的にキツすぎますよね。
そんな時は、抱っこ紐やおくるみ、スリングなど、
赤ちゃんをしっかり固定できて、
かつ抱っこが楽になる便利アイテムを使いましょう。
赤ちゃんに好みがあるので、色々試してみると良いでしょう。
便利アイテムがあるだけで抱っこが楽になりますし、
がっちり固定された方が、赤ちゃんも安心して眠れます。
私の娘はおくるみがお気に入りでした。
おくるみをキュッとしっかり巻いて抱っこしてやると
激しく寝ぐずりすることなく眠ってくれました(*^-^*)
イライラしないように「ながら寝かしつけ」をする
せっかちな私は、寝かしつけが長時間になると、「ああ~、家事が進まない!」とイライラしていました。
でも、ママのイライラって赤ちゃんに伝染するんですよね。
私のイライラを敏感にキャッチした赤ちゃんは、
なかなか眠ってくれませんでした(T_T)
一方第二子の息子は、
娘の都合であちこち連れまわされていても、
いつの間にか抱っこ紐でスヤスヤと眠ってくれることが多かったです。
母親の「眠れ~眠れ~」という願いは、
赤ちゃんにとってプレッシャー。
返って眠り辛くさせてしまうものです。
そこで、私は「ながら寝かしつけ」をオススメしたいと思います。
寝かしつけの時間、ただ寝かしつけだけをしていると、
どうしても「早く寝ろ~!」ってイライラしちゃうんですよね。
なので、寝かしつけしながら音楽を聞いたり、
音量を低くしてテレビを観たり、
産後ダイエットでステップを踏んだりスクワットしたり、
抱っこ紐での寝かしつけなら簡単に部屋の片づけをしたり…。
そうやって、何かしながら寝かしつけをするんです。
すると、意識が赤ちゃんの寝かしつけだけに向かないので、
イライラすることもなくなりますし、
寝かしつけの時間が楽しくなります。
ママの「眠れ~」というプレッシャーから解放された赤ちゃんは、
いつの間にか眠ってくれることも多いです。
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夕方からは寝ていても授乳とお風呂のリズムは固定
赤ちゃんの寝かしつけには、昼と夜の2種類あります。日中は、眠そうならば寝かしつけをすれば良いのですが、
夜は赤ちゃんが眠くなくても
ある程度の時間がきたら、寝かしつけをする必要があります。
その理由は、昼と夜の区別を意識的につけていかないと、
赤ちゃんに生活リズムがついていかないからです。
でも、全く眠くない赤ちゃんを夜寝かしつけするのは至難の業!
だから、夕方以降はなるべく起きてもらうことが理想です。
夜の寝かしつけは夕方から始まっていると認識してください。
夕方以降は、赤ちゃんを眠らせっぱなしにせず、
眠っていても起こして、
決まった時間に授乳しお風呂に入れてあげましょう。
これで一度は目が覚めてくれますし、
毎日夕方以降同じ流れにすることによって、
「もうすぐ夜かな?夜は眠る時間なんだな」
と、赤ちゃんが徐々に理解してくれるようになります。
これが、夜の寝かしつけをスムーズにするために重要なのです。
どんなに目がパッチリでも決まった時間に暗い寝室へ移動
2~3ヶ月の赤ちゃんは、日によって日中眠る時間に大きな差があり、
「夜になったけど超元気。全然眠らなそう」(-_-;)
ということもあるかもしれませんね。
でも、就寝時間になったら暗い寝室に移動しましょう。
「ああもう、これ絶対寝ないよ」
と確信があるなら、就寝時間から1時間前後ズレても構いませんが、
その場合、赤ちゃんのテンションがMAXにならないように、
静かに過ごすと良いでしょう。
言葉の理解がまだまだ未熟な赤ちゃんでも、
夕方から就寝までの流れを一定にすることで、
「暗いお部屋に来たらねんねの時間」と理解できるようになります。
結果的に夜の寝かしつけが楽になりますので、
根気良く毎日続けてくださいね。
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夜の寝かしつけは休憩時間だと認識する
暗い寝室に来ても、赤ちゃんは全く寝ようとしないかもしれません。そんな時は、赤ちゃんを布団に転がし、
その横で自分も横になって休んでしまいましょう。
抱っこや寝かしつけの授乳をするのは、
赤ちゃんが「ちょっと眠いかも」とぐずってからでOKです。
「私の赤ちゃん、まだ遊びたい!って感じで泣くんだけど…」
という場合も、どうぞ泣かせながらあなたは横になっちゃってください。
泣くのも運動です。
まだまだ自力移動ができないこの時期だからこそ、
赤ちゃんが多少泣こうがぐずろうが、
のんびりと横になっていられるんです。
夜の寝かしつけは長期戦。
ゆったりとした気分で構えるのがコツです。
そこで、この時間は自分の休憩時間だと認識しちゃいましょう。
赤ちゃんの育児で毎日ヘトヘト。
でも、赤ちゃんが眠くなってグズグズ言うまでは、
布団に横になれる休息時間と思うんです。
そうすると、あら不思議。
イライラせず、リラックスした気持ちで寝かしつけができるんですよ。
赤ちゃんの寝かしつけで最大のコツは、
ママが先に寝ちゃうくらいリラックスする事なんです。
まとめ
我が子が腕の中で眠ってくれる期間は振り返ってみると長い育児の中ほんの一瞬です。
今はとにかく大変で、
「眠れ~寝てくれ~!」( ;∀;)
と、泣きたくなることもあるかもしれませんが、
それも掛け替えのない親子の思い出になる日が来ます。
寝ぐずりする我が子を見て、
「眠いなら寝ればいいのに…」
とツッコミを入れたことのある母親は多いと思います。
私も度々呟いていました。
でも、生まれてまだ2~3ヶ月の赤ちゃんにとっては、
ただ眠るという行為が難しいんですよね。
ママの助けが必要なんです。
だから、今回紹介した寝かしつけのコツを是非参考にしてみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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