広告



ここ2、3日赤ちゃんの便の回数が多いのよね

しかも、水っぽいし臭いもいつもと違う気が・・・
これってもしかして下痢?


Diaper changing - hygiene concept.

もともと赤ちゃんの便ってゆるくて回数も多いので
下痢かどうかの見分けがつきにくいですよね。

下痢かどうか見分けられない間に、
必要な対応ができなかった
なんてことになるのが一番心配なところ。

そこで、この記事では、
赤ちゃんの便について
・下痢との見分け方
・下痢の原因
・下痢をしたときの対処法

についてまとめてみました。

もちろん、
すぐにお医者さんに診てもらった方が
いい場合についても触れています。

赤ちゃんが下痢かな?
っと思った時に、
すぐに確認できるようにしてますので
いざという時の参考にしてくださいね。

それでは、赤ちゃんの下痢について見ていきましょう。



広告


赤ちゃんの下痢の見分け方と原因

まずは、
赤ちゃんの下痢の一般的な見分け方から考えてみます。

赤ちゃんの下痢の見分け方

生後3か月や4か月のころは
回数も減ってはいますが、
それでも授乳のたびに便をすることも多い時期です。

なので、
これくらいの月齢の赤ちゃんは
便の回数だけでは下痢かどうか
見分けることは難しかったりします。

それでも、

  • 水分の多さ
  • 回数の多さ

を手がかりに、
赤ちゃんの状況を見分けることができます。

水分の多さ

「水分量」だけでは見分けにくいと思いますが、
“おむつからはみ出すほどの緩い便が出る”
というときは下痢を疑います。

回数の多さ

これも見分けにくいところです。
回数に関しては個人差もありますから。

ただ、
下痢かどうかの見分け方の目安として、

おむつからはみ出すほどの緩い便が1日に6回以上出る

ときは、
下痢していることを前提とした対処法を考える必要があります。

赤ちゃんの下痢の原因

おむつからはみ出すほどの便を1日に何度も繰り返す
赤ちゃんの下痢の原因にはどんなものがあるのでしょうか。

赤ちゃんの下痢の原因の主なものは、
  • 感染症による胃腸炎
  • 飲みすぎ・食べ過ぎ・お腹の冷え
  • アレルギー

などがあげられます。

このなかでも症状がより重篤化しやすい
・感染症による胃腸炎
・アレルギー
の2つについて詳しく見ていきます。

感染症による胃腸炎

感染症による胃腸炎は次のように分類されます。

◆感染症による胃腸炎
  • ウイルス性のもの
  • ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルス・・・
  • 細菌性のもの
  • 黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、ボツリヌス菌、病原性大腸菌(O-157など)・・・
ウイルス性の胃腸炎
ウイルス性の胃腸炎にかかったときって、
ついつい、
「ロタですか、アデノですか、ノロですか」
なんてお医者さんに聞いたりしますよね?

でも実は、
原因ウイルスを特定したところで対処法は変わりません。

なので、
原因ウイルスの特定は意味がないそうです。

むかし、
わが子がウイルス性と思われる胃腸炎にかかった時、
幼稚園に連絡すると、
「病院で何ウイルスか診断してもらってください」
と言われたので、

かかりつけのお医者さんにそう伝えたところ、
「病院でウイルスを特定する意味はありません。
大切なのは感染後の正しい対処です」
と言われてしまいました。

信頼する先生がおっしゃるので間違いないと思います。

とはいえ、親としてはやっぱり原因ウイルスって
気になるものです。

そこで、簡単に原因ウイルスごとの便や症状の特徴を
まとめてみました。

ロタウイルス
白色ですっぱいにおいの下痢が1週間程度つづきます。
大量の下痢が特徴です。
嘔吐、下痢による脱水症状に気をつける必要があります。
初期に発熱を伴うこともあります。

任意接種ではありますが、予防接種もあります。
6ヶ月又は8ヶ月までに摂取することになっています。

ノロウイルス
白っぽくてすっぱいにおいの水下痢です。
激しい嘔吐をともなうことがあります。
大抵は軽症で3〜4日で改善します。
脱水症状に対する対処が遅れると
重篤な結果につながることがあります。

アデノウイルス
水下痢が1~2週間ほど続きます。
長い下痢が特徴です。
嘔吐がみられることもありますが、
ほとんどは軽度で済み、嘔吐がない場合もあります。
発熱は微熱で済むことも多いです。



広告


細菌性の胃腸炎
ウイルスではなく細菌が原因の胃腸炎です。
食中毒のことも多く、夏に限らず1年中起こりえます。
水下痢が特徴で粘液や膿が混じることもあります。

血便が出ることもあり、
ウイルス性の下痢とは見た目でも違うことが分かります。
ウイルス性よりも重症度が高くなります。

アレルギーによる下痢

発熱や嘔吐などがなく下痢だけが続く場合は、
アレルギー性の下痢の可能性があります。

なかでも、「乳糖不耐症」が原因なこともあります。

母乳やミルクに含まれる
乳糖という栄養素を消化吸収するためには
乳糖分解酵素が必要ですが、
何らかの原因でこの酵素が出なくなってしまい、
乳糖を分解できずに下痢をしてしまいます。

生まれつきこの酵素を持っていない
先天性乳糖不耐症
と、

体調不良などの後に起こる
後天性乳糖不耐症
があります。

ほとんどは後天性のものが多く、
体調回復後にもつづく長い下痢が特徴です。

体調不良から回復しても母乳やミルクを飲むたびに下痢をしてしまう場合には、
乳糖不耐症による下痢を疑いましょう。

急いで病院へ行くべきなのは?

下痢と一緒に出ている症状で

  • 脱水症
  • 血便

が見られる時は、急いで病院受診をします。
時間外や休日夜間などに関係なく
すぐに病院へ行きましょう。
脱水症の判断ポイント
まず水分が摂れているかをチェックします。
水分が摂れずにぐったりしている時には
脱水症を起こしていることが多いです。

水分を摂ってはいてもすぐに吐いてしまい
ぐったりした様子の時も脱水症を疑いましょう。

ぐったりした様子というのは、
  • 目が落ちくぼんでいる
  • 皮膚にハリがない
  • きげんが悪い
  • ぼんやりして眠りがち
  • 顔色が悪い
などから判断します。

次に体の変化を見ます。

ぐったりしている様子であればすぐに病院へ行きます。
唇や手首にしわが出始めているようであれば
水分が足りていない証拠なので、水分を摂らせましょう。
水分が摂れなければ急いで病院へ行きます。
血便の判断ポイント
便全体に血が混じっていて水様便であればそれは血便です。
トマトジュースのような便や
イチゴジャムのような便が出る場合が多く、
見た目からしても普通の下痢の状態とは違います。
このような便が出た場合にはすぐに受診します。

その際はできれば便のついたおむつを持っていきましょう。
写真を撮っていくこともできます。
・回数
・便の臭い
・出始めたのはいつかなど
詳しい情報を正確にお医者さんに伝えられるよう
メモを持っていくとよいです。
その他の場合
これら2つに加えて、
嘔吐や下痢の頻度や程度でも
すぐに受診した方が良い時があります。

嘔吐や下痢が日に何回もあり、
水分がまともに摂れない時にはすぐに受診しましょう。

例えば、生後3か月頃だと、
体力も少しずつついてきますが、
嘔吐や下痢を繰り返すと
体力がかなり消耗されてしまいます。

うちの子供が生後3か月の時にかかりつけだった小児科では、
母乳やミルクが飲めない状態のときは
すぐに病院へ来るようにと言われました。

実際、嘔吐や下痢で連れていき、
そのまま点滴になったこともあります。

それほど、赤ちゃんにとって脱水症は怖いものなんですね。

赤ちゃんが下痢の場合の対処法

下痢の症状がつづくとき、
特にウイルス性の下痢の場合には、
お医者さんに診てもらっても
基本的には家庭での対応が必要です。


そこで、
下痢がつづく場合に最もこわい「脱水症状」について
家庭でできる対処法を紹介します。

脱水症状への対処法


Bb buvant un biberon d'eau #2


月齢が低ければ低いほど、
脱水症というのは命に関わるものです。
下痢がつづくときは水分も多く失われるため、
こまめな水分補給が必要です。

わが家のかかりつけ医によると、
母乳やミルクを飲んでいる場合でも、
水分補給として望ましいのは、

経口補水液
(大塚製薬の「OS-1」など)


だそうです。

体の外に出てしまった水分と
同じような成分を
摂取するのが一番で、

麦茶やスポーツ飲料よりも
経口補水液が
体の外に出た水分に
一番近いんだとか。


摂取量は、
赤ちゃんの場合、
体重1kgに1日50〜100mlが目安

5kgのこどもだと250〜500mlです。

ただ、腸の働きが悪く、
吸収も悪くなっているので
少量ずつをこまめにあげるようにします。

急にたくさん飲ませると
さらに腸の働きが悪くなりかねません。

  • はじめは口をすすぐ程度から
  • 1〜2時間後からゆっくりと摂取開始
  • 15分おきにティースプーン1杯(5ml)から
  • 1時間つづけ症状の悪化がないことを確認
  • 少しずつ1回量を増やす
  • 1日の目安量を摂取していく

家庭内感染に注意

ウイルス性の下痢の場合、
嘔吐物や下痢の中にはウイルスが大量に排出されるため、
そこから家族が感染することもあります。

感染を拡大させないために、
おむつ替えなど、赤ちゃんのお世話をした後は、
石けんでしっかりと手を洗います。

汚れたおむつはビニール袋に入れ、
しっかりと口を閉じて捨てます。

おむつかぶれ対策

下痢便は、
健康な便と違って肌への刺激が強いので
おむつかぶれになりやすいです。

こまめなおむつ替えと一手間加えることで
おむつかぶれを少しでも楽にしてあげられます。


まずは、
おむつ交換のたびにお尻を洗ってあげましょう。

洗面器にお湯を張り、お尻を洗い流してあげます。
石けんなどはしみることもあるので、使わない方が良いです。

できれば毎回洗ってあげるのがベストですが、
むずかしい場合には、
食器用洗剤の空ボトルにお湯を入れて流す方法もあります。

この時は、
おむつの下に新聞紙などを敷いてあげると、
床を汚さなくても済みます。



私の場合は、
1人目の時は洗面器で洗いましたが、
2人目の時は下にペットシーツを敷いて、
食器用洗剤のボトルで流していました。

どちらの場合にも、
洗う前におしりふきで軽く汚れを落とします。

お尻を「流す」ように洗い、
こするのはやめましょう。

洗い終わったら
ティッシュやガーゼなどで
お尻を軽くたたきながら水分を取ります。
こすると刺激が強いので、
トントンとたたくようにします。



おむつかぶれがひどくなるようであれば、
病院で軟膏などを処方してもらうこともできます。

ステロイド軟こうが処方されることもありますが、
赤ちゃんに使っても大丈夫なものですし、
ごく少量を薄くのばして使うことになるので
心配する必要はありません。

実際わが家でも
ステロイド軟膏を使用しましたが、
少量の塗布ですぐに治るので、
治りが早く助かりました。

二次性(後天性)乳糖不耐症

これは体調不良後に起こることが多く、
まずは体調の回復が最優先になります。

体調が回復しても改善されない場合には、
病院受診をして相談しましょう。

二次性乳糖不耐症により
栄養がうまく摂れなくなると、
その後の体重増加や発育に影響が出ることもあります。

母乳やミルクを飲んだ後の下痢が続くようであれば、
病院へ行きましょう。



母乳の場合は
乳糖分解酵素薬などの処方薬を使いながら
授乳を継続します。

ミルクの場合は、
使っているミルクに処方薬を混ぜて飲ませる方法と、
乳糖を含まないミルクに切り替える方法があります。

ただ、アレルギーの心配があるので、
ミルクの切り替えは自己判断ではなく、
お医者さんからの指示で行うようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

赤ちゃんが下痢をすると焦ってしまいますよね。
原因も様々で下痢以外の症状が見られることもあります。

下痢かどうかを見分けると同時に、
すぐに受診が必要かどうかも判断しないといけません。

でも、心配な場合は自己判断だけに頼らず、
迷わず救急でも受診しましょうね。


赤ちゃんの下痢の対応は遅かれ早かれ
どのお母さんでも必ず通る道です。

必要以上にこわがらずに
お母さんでもできることと
お医者さんじゃないとできないことを
整理して落ち着いて対処していきましょう。

この記事がその一助になれば幸いです。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

広告